とだ*やすこの「いまここ@島本」

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大阪府島本町議会議員
とだ*やすこの活動報告

都市計画と高さ制限、そして議会運営

2019年09月25日 | とだ*やすこの町政報告
昨日は朝から晩まで実に濃い活動内容でした。島本町政、課題山積です。今、島本町政は、大変な局面を迎えています。やる気、意欲を失くすことが続きますが、自らの使命感を失うことなく、こういうこそ粛々と!


2019年・令和元年9月20日付で、島本町・大阪府決定の都市計画案件について告示が行われました。

島本町都市計画審議会、大阪府都市計画審議会での審議・採択により、事実上確定していたことではありますが、この告示によって、JR島本駅西地区を「土地区画整理事業」という手法を用いて開発することが、都市計画上、正式に可能になりました。

以下、山田町長から議長宛に報告があった内容です

北部大阪都市計画決定及び変更について(報告)

1. 北部大阪都市計画用途地域の変更
2. 北部大阪都市計画高度地区の変更
3. 北部大阪都市計画地区計画(JR島本駅西地区)の決定
4. 北部大阪都市計画地区計画(百山地区)の決定
5. 北部大阪都市計画土地区画整理事業の決定
6. 北部大阪都市計画下水道の変更
以上、島本町決定
7. 北部大阪都市計画区域区分の変更
以上、大阪府決定

JR島本駅西地区の地区計画では、駅に近い所では50mの高さの建物が建てられるということになります。北摂の山並みを隠す50㍍の高さのビルを建てることに反対する住民は多く、市民の反対運動では5000筆以上の署名を集めておられます。


そして昨日(24日)、わたしは観ることができなかったのだけれど、島本町域全域に建物の高さ制限(基本20㍍)かける条例を制定するための直接請求署名『しまもと景観・環境まちづくり会議』の記者会見の様子が複数のメディアで報道されました。

住民の求めによる条例の制定は、有権者の50分の1(516名)以上の署名を1か月以内に集め、そのうえで町長に請求するというものです。そして町長が議会に提出、議会という「議論のひろば」で議員が質疑、討論、採択します。← 戸田の議員としての仕事はここに!

JR島本駅西地区の地区計画と土地区画整理事業と住民の直接請求による条例案、これについては12月(議案として提出される)まで、考え、考え、考え抜くことになります。

担当職員にも議会事務局員にも議員にも「直接請求」の経験がない者が多く、まさに学ばせていただきますm(__)mという姿勢です。過日『しまもと景観・環境まちづくり会議』による直接請求説明会に参加しましたが、会議運営の手際のよさとチームワークは秀逸でした。

そして立派な条例案。ここに至るまで、よく勉強し議論を尽くされたことと思います。わたし自身、景観条例、景観計画、建物の高さ制限がないことの問題を認識、折に触れ指摘してきました。他の自治体の職員による学習会も開きました(一期目)。

が、住民による条例案と直接請求の活動に比べれば、自分の仕事の中途半端さを思わずにはいられません。今は目の前の9月定例会議にしっかり向きあい、よい仕事を積み重ねたい。目立たないところに光をあてたい。


議会運営委員会(24日)にて9月定例会議後半の議事日程を以下のように確認しました。

9月30日:本会議  主に平成30年度歳入歳出決算の討論採択・総合計画基本構想
10月1日:総務建設水道委員会 会計年度任用職員に係る新たな条例制定
10月4日:本会議 
※議事進行により変わる可能性があります

議会運営副委員長として公平で円滑な議会運営をめざし、委員長や事務局から謙虚に学ぶと決めています。


画像
西国三十三所巡礼
大津市・園城寺(三井寺)にて

微妙寺のレレレ千手観音に出会う
赤塚不二夫さん(フジオプロスタップによる)

お寺の許可を得て撮影、掲載しています