とだ*やすこの「いまここ@島本」

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大阪府島本町議会議員
とだ*やすこの活動報告

質問力でめざす災害に強いまちづくり

2019年08月12日 | とだ*やすこの議会報告
暑い、暑すぎる毎日です。昨年は地震、大雨、台風と災害が多い夏でした。猛暑、酷暑に度重なる大型台風発生。日本の夏が変わりつつあります。

災害発生リスクは地域の特性(地形、産業構造、原子力発電所の有無など)によって異なります。

「島本町地域防災計画」の修正業務委託料が2018年度に予算化されましたが、年度内に完了しなかったため2019年度に繰り越されています。

昨年の地震、台風などへの対応、反省をもとに計画をブラッシュアップする必要があるからです。

また、上位計画である国の「防災基本計画」、大阪府の「地域防災計画」改定を反映しながら作業が進められています。

委託先のコンサルタントではわからない島本町の現状に則した計画にするために、各課の防災意識、議会の監査機能を充実しなければなりません。

以下、6月定例会でのとだ*やすこの質問からその一部を紹介します(報告案件:繰越計算書)
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繰越の報告については「予算審議は終わってる!」「もう決まったことや!」と議員の不規則発言(=野次)多し。「審議」「議決」は済んでも「議論」「確認」の質問は可能です。


■大災害に備える広域連携
淀川のみならず桂川に関する記述が必要。そのためには府域をこえた大山崎町との連携が重要。また、し尿処理については委託先の高槻市との協議を経て書きかえる必要がある。災害時の広域連携について町の認識を問いました。

■三川合流より上流域の山崎
「地域防災計画」には淀川・水無瀬川の洪水対策、水害減災対策の記述のみ、桂川についての記述はありません。山崎、江川地区は桂川流域です。「地域防災計画」に明記するよう修正を求めました。

■災害時アスベスト飛散リスク
大地震からの教訓を踏まえて、対策、改善が徐々に行われてきたものの、震災後のガレキ処理に潜むアスベスト飛散リスクに変わりはありません。住民、特に子ども、職員を震災時のアスベスト飛散から守らなければなりません。

■大規模研究所集積と防災意識
百山地区の都市計画・用途地域変更により、研究所機能の拡充も予想されるなか、万が一の危険物事故、突発性重大事故発生に備えておく必要があります。

大阪府との協力、消防本部による定期的な立ち入り調査など日頃の対応はもちろんのこと、発災時には被害拡大防止、住民への周知、避難誘導など適切な対処が求められます。


「地域防災計画」は、防災対策の基本的考え方を定めている「災害対策基本法」に基づく国の「防災基本計画」を最上位計画として各自治体で策定されるものです。

やがてはじまる9月定例会の決算審議では、引き続き「地域防災計画」の修正を縦軸に、各課の災害対策について問いたいと思います。どのように検討したのかの確認を含めて質疑します。

***なお、今年度中にパブリックコメントが行われる予定。関心をお寄せいただき意見の提出をお願いします***


画像
文楽 通し狂言 仮名手本忠臣蔵
山崎街道出会いの段の舞台背景

舞台はここ山崎
楽屋ツアーにて許可を得て撮影
人形浄瑠璃・文楽に魅せられて!
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