明後日13日から12月定例会議がはじまります。今回の一般質問のテーマは「文化行政」。まず「テーマを絞り込み」「全体の構想を考え」、議長に「届出」をして、質問の内容を「通告」。←ココが議会前の最初の大きな山場
通告後は担当課と意見交換を行い、その後、手にした答弁案をもとに再質問を考えます。以前は答弁をもらうことなくライブで質問していたため緊張感はあったものの(それはもう半端ではない緊張感)、質問と答弁がかみ合わなかったり時間が足りなかったりで建設的とはいえない側面もありました。
(1)もっと文化を!文化振興計画の策定を求めます
「文化は、人類の英知の積重ねにより生み出される貴重な財産であり、先人が培ってきた文化を継承し、発展させるとともに、多様な文化を受容しながら、新たな文化を創造し次世代へと引き継いでいくことは、私たちの願いであり、責務」です。これは大阪府文化振興条例の冒頭にある言葉です。
文化芸術振興基本法(2001年)により大阪府は大阪府文化振興条例を施行。「府、府民及び事業者が協働して文化の振興に力強く取り組むこと」とされています。
その理念に基づき「おおさか文化プラン(大阪府文化振興計画)」を策定、現在は令和3年度から令和7年度までの5年間を計画期間とする「第5次大阪府文化振興計画」が推進されています。近隣自治体においても同様の計画がつくられています。
本町においても文化振興計画を策定する必要があると考え、以下、通告に基づき質問します。
「島本町文化推進計画」について
川口町政において「島本町文化推進計画」(2006年4月)が策定されました。計画期間は10年、社会情勢変化等により適宜見直すこととされていましたが、現在はどうなっているのかを問い、新たな計画はつくらない、と決定されてしまっていたことを明らかにします。
島本町文化振興計画の策定について
本町の文化推進計画は素晴らしいものでした。これをベースにした新たな島本町文化振興計画を策定する必要があると考え、次のように提言します。
基礎データの収集と分析、市民・学校などへのアンケート調査、各種団体への聞き取り調査を経て、島本町における文化振興に関する現状を把握した上で、計画素案を文化推進委員会に諮り、パブリックコメントにかけて策定すること *茨木市・摂津市などの事例を参考にしました
これにより島本町の歴史文化的傾向と価値を住民が広く知り得ることになります。実は、ここが重要で、言いかえれば、こういったことなくして島本町固有の歴史文化・文化遺産・自然の価値を住民が知り、大切にし、次代に引く継ぐ責任を自覚することは難しいと考え、町の見解を問います。
各種事業を計画に沿って実施していくことの重要性
長期的な視点に立って、文化振興の総合的な戦略として施策を体系化し、同計画を本町の文化施策の柱に位置づけておかなければなりません。
生涯学習課が担う文化事業は多様で広範囲、限られた予算と人材で、なにを優先し、なにを住民の主体性に委ねていくべきか、が常に問われているはずです。
いまのままでは、めざすべき方向性が定まっていないまま常に忙しいということになりがちです。島本町文化振興計画は、生涯学習課における行政改革、選択と集中、新たな展望の指針になり得ると考え、改善を求めます。
大阪は東アジアをはじめとする諸外国の文明や文化の交流のための表玄関として、多様な文化を積極的に受け入れ、また上方の文化を育み、府民はこれを誇りとしてきました。
加えて、本町の場合は、平安・京都の文化圏との連続性という強みをもちあわせています。この点においても、本町の独自性を活かした文化振興を推進していくための「島本町文化振興基本計画」の策定が重要です。
(2)JR島本駅西土地区画整理事業 ~尾山遺跡の池泉跡復元~
島本町(都市整備課)は、JR島本駅西土地区画整理事業における新公園(1号公園・2号公園)の名称を募集しました。応募があったものを選定委員会にかけて数点に絞り、現在投票が行われています(12月16日まで)。わたしも投票しました。
実は、同公園には尾山遺跡・池泉跡復元のために5×5mの区画が設けられています。*「JR島本駅土地区画整理事業1号公園全体平面図」
土地区画整理事業として、組合側でスペースを確保しているものですが、復元は土地区画整理事業として行われるのか、それとも島本町が経費を負担して行うことになるのかを問い、進捗状況(実はほとんど進んでいない)を議場で明らかにします。
画像
しまもとコミュニティ手づくり市にて
木製のティッシュボックス 1800円
マリメッコ風の布はエプロン 2000円
丁寧な手仕事、作り手の熱い思い
アナログ、対面、コミュニティ☆彡
通告後は担当課と意見交換を行い、その後、手にした答弁案をもとに再質問を考えます。以前は答弁をもらうことなくライブで質問していたため緊張感はあったものの(それはもう半端ではない緊張感)、質問と答弁がかみ合わなかったり時間が足りなかったりで建設的とはいえない側面もありました。
(1)もっと文化を!文化振興計画の策定を求めます
「文化は、人類の英知の積重ねにより生み出される貴重な財産であり、先人が培ってきた文化を継承し、発展させるとともに、多様な文化を受容しながら、新たな文化を創造し次世代へと引き継いでいくことは、私たちの願いであり、責務」です。これは大阪府文化振興条例の冒頭にある言葉です。
文化芸術振興基本法(2001年)により大阪府は大阪府文化振興条例を施行。「府、府民及び事業者が協働して文化の振興に力強く取り組むこと」とされています。
その理念に基づき「おおさか文化プラン(大阪府文化振興計画)」を策定、現在は令和3年度から令和7年度までの5年間を計画期間とする「第5次大阪府文化振興計画」が推進されています。近隣自治体においても同様の計画がつくられています。
本町においても文化振興計画を策定する必要があると考え、以下、通告に基づき質問します。
「島本町文化推進計画」について
川口町政において「島本町文化推進計画」(2006年4月)が策定されました。計画期間は10年、社会情勢変化等により適宜見直すこととされていましたが、現在はどうなっているのかを問い、新たな計画はつくらない、と決定されてしまっていたことを明らかにします。
島本町文化振興計画の策定について
本町の文化推進計画は素晴らしいものでした。これをベースにした新たな島本町文化振興計画を策定する必要があると考え、次のように提言します。
基礎データの収集と分析、市民・学校などへのアンケート調査、各種団体への聞き取り調査を経て、島本町における文化振興に関する現状を把握した上で、計画素案を文化推進委員会に諮り、パブリックコメントにかけて策定すること *茨木市・摂津市などの事例を参考にしました
これにより島本町の歴史文化的傾向と価値を住民が広く知り得ることになります。実は、ここが重要で、言いかえれば、こういったことなくして島本町固有の歴史文化・文化遺産・自然の価値を住民が知り、大切にし、次代に引く継ぐ責任を自覚することは難しいと考え、町の見解を問います。
各種事業を計画に沿って実施していくことの重要性
長期的な視点に立って、文化振興の総合的な戦略として施策を体系化し、同計画を本町の文化施策の柱に位置づけておかなければなりません。
生涯学習課が担う文化事業は多様で広範囲、限られた予算と人材で、なにを優先し、なにを住民の主体性に委ねていくべきか、が常に問われているはずです。
いまのままでは、めざすべき方向性が定まっていないまま常に忙しいということになりがちです。島本町文化振興計画は、生涯学習課における行政改革、選択と集中、新たな展望の指針になり得ると考え、改善を求めます。
大阪は東アジアをはじめとする諸外国の文明や文化の交流のための表玄関として、多様な文化を積極的に受け入れ、また上方の文化を育み、府民はこれを誇りとしてきました。
加えて、本町の場合は、平安・京都の文化圏との連続性という強みをもちあわせています。この点においても、本町の独自性を活かした文化振興を推進していくための「島本町文化振興基本計画」の策定が重要です。
(2)JR島本駅西土地区画整理事業 ~尾山遺跡の池泉跡復元~
島本町(都市整備課)は、JR島本駅西土地区画整理事業における新公園(1号公園・2号公園)の名称を募集しました。応募があったものを選定委員会にかけて数点に絞り、現在投票が行われています(12月16日まで)。わたしも投票しました。
実は、同公園には尾山遺跡・池泉跡復元のために5×5mの区画が設けられています。*「JR島本駅土地区画整理事業1号公園全体平面図」
土地区画整理事業として、組合側でスペースを確保しているものですが、復元は土地区画整理事業として行われるのか、それとも島本町が経費を負担して行うことになるのかを問い、進捗状況(実はほとんど進んでいない)を議場で明らかにします。
画像
しまもとコミュニティ手づくり市にて
木製のティッシュボックス 1800円
マリメッコ風の布はエプロン 2000円
丁寧な手仕事、作り手の熱い思い
アナログ、対面、コミュニティ☆彡