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大阪府島本町議会議員
とだ*やすこの活動報告

コロナ禍、2月臨時議会を終えて

2021年02月05日 | とだ*やすこの町政報告
島本町議会は、2月4日、臨時議会を開きました。新型コロナウイルス感染症対策・ワクチン接種に係る事務的経費を主にした補正予算を審議し、議会はこれを全員賛成で可決しました。
※第2号議案 令和2年度島本町一般会計補正予算(第9号)

とだ*やすこは、これに賛成しかね、さりとて反対することはできない予算と判断し、採択には加わらず退席しました。留保・保留などと呼ばれますが棄権したことになります。苦渋の選択でした。

クーポン券発行(この軽やかな名称も実は気に入らないのですが)、コールセンター外部委託(委託先は大手旅行会社などを想定)、システム改修などさまざまな準備が必要とされ、事務的経費を計上するものでした。

米国製薬大手ファイザー社のワクチンは、マイナス75℃の冷凍保存で保管する必要があり、特別な冷蔵庫が必要で(国が一括して調達して配分)、ブレイカー工事を要します。

国において予算が可決されていない段階での予算編成となり、島本町財政調整基金を取崩して対応するという見切り発車です。※4282万8千円

なにより、ファーザー社のワクチンは国内でまだ認可がおりていません。ホンマにこれ賛成してええの?というかつてないほどの苦悩を味わいました(議決責任とは本来そういうものです)。

議員というものは多くのことに専門性がありません。大切なことは市民感覚を忘れず、市民の立場に立って自らの信念を貫くこと。ときに個々の市民の願いとは異なっても信念を貫くことです。

今回も採決に至る過程で質疑を行い、論点を公にするよう努め、退席はしましたがその理由は「討論」で述べました。というわけで議会前の夜更かしは常です。「討論」内容は追ってこのブログでお知らせします。



蛇足です
先日「スマホ教室」というものに行ってきました。担当者のあまりに偉そうな態度に、高齢者、特に女性が社会で置かれている立場を肌で感じました。顧客へのパワーハラスメント。今、込みあげてくる正義感をクールに温めています。

どうやら本社から配置された方のようで、日本の大手企業が昭和時代の日本企業とは変わってしまったと思います。単に個人の問題ではなさそうです。代理店の授業員はみなさん素敵、ゆえに残念です。

画像
山崎・椎尾神社の節分祭にて
この火がすべてを浄化しますように
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