とだ*やすこの「いまここ@島本」

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大阪府島本町議会議員
とだ*やすこの活動報告

日本女性会議2018~秋の金沢にて~

2018年10月14日 | とだ*やすこの活動日記
12日・13日「日本女性会議2018IN金沢」に参加してきました。分科会・政治への参画「議会の景色を変えてみよう ~2019年 統一地方選 変えるのは、今!~」にお招きいただきました。

180人の参加者を前にパネリストとしてお話しましたが、司会の常光利惠さん(石川県各種女性団体連絡協議会会長)、ミニ講演の白井文さん(前尼崎市長)に導いていただき、他のパネリストといっしょに楽しく自然体で参加できました。

議員になった背景と志、なぜ島本町には女性議員が多いのか、女性議員を増やすにはどうすればよいのか、自分自身の課題とこれからについて。

限られた時間(5分×3テーマ)でしたが、議会での活動の本質は性差ではないこと、多様性と寛容、個の成熟、そして人権がキーワード。市民を代表する議会は男女同数が自然の姿、女性自身の「被選挙権」へのめざめが重要とお話しました。

全体の参加者は2000人規模。東急ホテルで行われた盛大な交流会で、若い女性が弾む声で「こらからの仕事に方向性が見出せました!」とお声をかけてくださいました。自治体の男女共同参画の担当職員の方でした。

わたしが今、島本町議会で、女性であることをことさら意識せずに自分の感性で仕事ができるのは、先輩たちが長い時間をかけて実現してこられた男女同数があってこそです。

二日目の朝、メインホールの金沢歌劇座にて、宝生流能楽師・松田若子さんの記念講演を拝聴。淡々とした語り口と内容の凄まじさに会場は静まりかえりました。

伝統としきたりのなかで生きる厳しさ、2世3世と続く芸の家の厳しさに加えて女性能楽師として生きる道の険しさに涙しました。男性と同等の権利を有する政治分野での女性の苦労とは比べ物になりません。

実は、その講演の途中、ホールの舞台に大きく映しだされた松田先生の学生時代のお写真に、わたし自身がかつて師事していたお謡いの先生(観世流能楽師)の若きお姿がありました。

父方の親族が多く師事していた謡曲の先生の息子さんです。わたくしごとですが石川県は父方の祖父の出身地になります。金沢市で著名な前市長さんのお名前はわたしの旧姓、不思議なご縁を感じました。

お稽古をする余裕はなく辞めてしまって久しいですが、能のテーマは命と祈り、そして救いではなかったでしょうか。大きな枠のなかでものごとをみよ、経験に頼るな、歴史と文化に学べ、と気づかされたような気がしました。


画像
金沢市街はとにかく美しい
緑と文化にあふれていました

天候にも恵まれて街を歩き
思い出に残るひとり旅となりました

ひと・まち語らい広場
町政&活動報告
20日(土)午前10:15~1200
ふれあいセンター健康教育指導室
ABC放送キャスト出演裏話も!
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