とだ*やすこの「いまここ@島本」

暮らしの豊かさ最優先!
ひとが主役のまちづくり!

大阪府島本町議会議員
とだ*やすこの活動報告

選挙にいかないということは・・・

2012年12月28日 | とだ*やすこの活動日記
戦後最低の投票率と言われた国政選挙でしたが、島本町の投票率は68.6%。わが島本町では、辻元清美さんの得票数が維新の候補者を上回りました。大阪府の全市町村で選挙区での得票数が維新を上まわったのは島本町だけということです。

選挙終盤には、ご家族の方が入院中で今回は投票にいけない、本人は行きたいと言っているが難しい、どうか頑張ってください、というお電話をいただきました。切実な声に1票の重さを改めて教えていただきました。

若者の政治への関心が薄いのではないか、そこをなんとかしてほしいという声もいただきます。たとえそうであっても、少ない情報で雰囲気に流された無責任な投票が増えるだけなら、それはそれで問題ですが、やっぱり選挙には行ってほしい。

秋にはじめたフェイスブックで、なるほど、という「投票」に関する記事があります。記事を書かれたのは、NPO法人フローレンス代表理事の駒崎弘樹氏。1979年生まれ、わたしからみれば若いといえる世代です。フェイスブックに学生からの発信があり、興味深く読みました。

記事のタイトルは「選挙に行かない男と付き合ってはいけない5つの理由」

「特に20代女子の皆さんに、おっさんから忠告しよう。選挙に行かない男と付き合ってはならない。もし彼氏が選挙に行かない男だったら、今すぐ別れを考えた方が良い。暴論を吐いてアクセス数を稼ぐおっさんめ、と思われたかも知れない。しかしこれは事実だ。なぜか、を君の彼氏の代わりに解説しよう。5分もあれば読める。」と・・・

1.選挙に行くのが「面倒くさい」ということだったら
選挙に行かない理由が、「面倒くさい」だったら。
投票所はほとんどの場合、自分の家の近所だ。15分以内と言って良いだろう。
15分以内のところに休日行くのが面倒くさかったら、おそらく彼氏は君の子どもを
どこにも連れて行きはしないだろう。そんなやつとは結婚しない方が良い。別れよう。

2.選挙に行かないのが「どこに入れても同じ」だとしたら
彼が「どこに入れても同じだよね」と言っていたら、彼は日本語を読む能力が欠けている。
例えば、消費税に対し、民主党は「消費税引き上げの増収分は社会保障の財源に」と言い、共産党は「消費税増税中止法案を提出」と言っている。小学校五年生でも両者は全く反対のことを言っている、ということが分かる。
つまり、彼は小学校五年生レベルの読解力もない、ということになる。それだと社会に出てから苦労する。今すぐ別れたほうが良い。

3.選挙に行かないのが「なんだかよく分からない」なら
社会で働くということは、「なんだかよく分からない」ことも何とか調べて、分かったふりをしながらこなしていくことだ。ホンダの営業マンは日産よりも自社の軽自動車がイケてるのを、マニュアルとにらめっこしながら勉強して、お客にアピるだろう。でなきゃボーナスに響く。
ということは「なんだかよく分からない」ことに対して何もしないのが君の彼氏、ということになるので、仕事できないやつである可能性が高い。将来苦労する。考えなおそう。

4.選挙に行かないのが「その日用事ある」なら
期日前投票という制度がある。やり方はグーグルに書いてある。彼氏はおそらくグーグルを使うことができないのだ。若いのにインターネットを使えないというのは、職場における存在価値はほぼゼロだ。そんなやつに未来はない。別れよう。

5.選挙に行かないのが「政治家信頼していない」だったら
おそらく彼氏はそうやって斜に構えているのが格好良いと思っている可能性が高い。
そして99%の確率で、「政治家信頼していない」というほど、政治家についてよく知らない。マスメディアからの「政治家はダメだ」というシンプルな情報とレッテルを鵜呑みにして、信じきっていなければ、そんな発言はできない。

なぜなら、「政治家」と言っても多種多様で、実際に政治家と会って話せば、ひとくくりにできないことは分かるからだ。それはあたかも「中国人は信頼出来ない」「日本人は良い人」というレッテルと同じようにナンセンスだ。現地に住んでいれば、信頼出来る人もいればできない人もいて、良い人もいれば良い人じゃない人もいる、ということは誰にでも分かる。

だとしたら、彼氏は本当の君を見るのではなく、君を「女子大生」とか「読者モデル」というレッテルで判断している、ということもこの発言から分かる。時間がもったいない。今が別れる時だ。

【まとめ】
さて、若いうちから選挙に行かないとか言っている男とは別れたほうが良い、ということは分かってもらえたかな。
最後に言いたい。選挙を放棄するということは、君にも君たちの子どもの将来にも、本気では関心ないよ、ということと一緒なんだ。

知っているかい?若者があまりに投票しないから、国の支出は子ども:高齢者で1:11というひどい状態になっていることを。投票しない、ということはそういうことだ。
そう、選挙に行かない彼氏は、将来君たちの間に生まれる子どもたちに、良い教育や医療を与えなくても全然OKだよ、って言っているに等しいんだ。

つまり、社会の将来について考えられないやつは、君との将来も本当の意味では考えられない。
だって日本がズタボロになっていって誰よりも損するのは、君と君の彼氏の間に生まれる、愛する子ども達なんだもの。

**************

以上、転載させていただきました。

保育所増設や保育士の正規雇用にはお金がかかる、その財源はどうするのだという議論と、若年層の転入定住を促して生産年齢人口を増やし、税収を上げて自治体間競争に勝たなければなりませんという主張。議会のなかのおおいなる矛盾。そんな政治を許してしまってよいのですか。自分の住んでいる町の議会にもっと関心を寄せてほしいと、今朝も街頭に立って町政報告をしました。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする