とだ*やすこの「いまここ@島本」

暮らしの豊かさ最優先!
ひとが主役のまちづくり!

大阪府島本町議会議員
とだ*やすこの活動報告

意見募集!四保跡地の認定こども園

2019年09月17日 | やります!子ども・子育て・人びと支援
島本町は今日9月17日から民間認定こども園の整備・運営事業者の公募に係わる意見を募集しています!

町は、昨年6月18日の大阪府北部地震を受けて、耐震化ができていない第四保育所の移転新築計画(役場庁舎前来客駐車場)を進めています。

ところが深刻な待機児童問題を解決するため、保育基盤整備を加速化的に行うこととし、元の場所=現在の第四保育所用地には民間事業者による認定こども園を設置するという方針です。

そして、この度の意見募集は、民間認定こども園を整備・運営する事業者の公募要項の内容(←重要)を検討するにあたり、広く市民から意見を募集する、とこういうことになっています。

とだ*やすこは、第四保育所は現在の第四保育所で150人定員で建てるのが筋、という考えをもっていますが、町の方針は変わりませんん。

意見募集のテーマは「民間認定こども園の整備・運営事業者の公募」です。けれども、はたしてこれでよいのでしょうか、という意見があって当然と考えています。
いずれにしても保育所整備はまちづくりの重要案件!募集要項にどのような条件を明記するかは、町の幼児教育・保育の質の向上におおきく影響します!

みなさんのお声をぜひとも!お寄せください。いろいろな角度からお寄せ下さい。
•募集期間
令和元年9月17日(火曜日)から令和元年9月30日(月曜日)まで

詳しくは島本町HPをご覧ください
意見の提出フォームはこちらから ※匿名での提出が可能です


第二幼稚園跡地において、幼保連携型認定こども園整備・運営事業者の募集をしたときの募集要項がHPから消えている?のが気になります(←90人定員の民間保育所の募集要項は残っています)。

下線部分は9月26日に追記したもの 

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淡海へと西国巡礼秋日和 靖子

西国三十三所第三十一番札所長命寺にて

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保育基盤の整備を急ぐ+慎重

2019年06月21日 | やります!子ども・子育て・人びと支援


平成30年度島本町一般会計予算繰越明許費のうち、保育・教育に関連するものをお示しします(抜粋)

保育基盤整備を加速化するにつき、昨年度に完了しないことがあらかじめわかっていながら、補正計上したものがたくさんあります。

報告案件は「議案」ではありませんが、監査機能を発揮すべきものがたくさんあり、これを質疑でどう扱うべきか、悩む毎日です。採択・討論は行われません。


・認定こども園整備運営事業者選定事業(第2幼稚園跡地)99,000円
※「社会福祉施設整備運営委員会」委員報酬

・小規模保育事業所整備補助 6,646,000円
※UR空き店舗を活用した0~2歳児の保育施設2か所 5月中に整備済開業

・ふれあいセンター改修工事設計業務 7,388,000円
※第四保育所の子どもたち(1~5歳)の保育を行うための大改修

・第四保育所新築工事設計業務 21,445,000円
※役場庁舎前の来客用駐輪駐車場(町有地)に定員数90人(現在150人)で新築
※設計者は林設計事務所(入札により選定)

・第三小学校整備設計等業務 15,202,000円
※耐震化済のBC棟のための仮設校舎の基本設計・確認申請を行うもの

・第三小学校A棟建替工事 24,039,000円
※昨年度の国の補正予算を活用できる範囲内の工事費を計上したもの

・町立中学校空調機整備事業 13,905,000円
※昨年度の国の補正予算を活用して特別教室に空調設備を設けるもの


先に掲載したブログ記事をふたつに分けて整理しました。


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大山崎山荘美術館にて

緑陰をくぐり坂道スタッカート
靖子

島本町文化協会 俳句・紫水会
句会で拾ってもらえなかった一句
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第二幼稚園跡地の認定こども園

2019年06月20日 | やります!子ども・子育て・人びと支援
町立第二幼稚園跡地における幼保連携型認定こども園の整備・運営事業が決まりました(5月15日議長に文書で報告あり。7月広報しまもとに掲載予定)。

島本町社会福祉施設等整備審査委員会における審議結果を踏まえ、島本町が決定したものです。


施設の種別
幼保連携型認定こども園

定員
200人(0~5歳)

開設時期(予定)
令和2年12月

事業予定者
社会福祉法人 照治福祉会(高槻市・理事長大谷智光氏)



情報公開制度を活用して(誰でもできます)、選定の経緯がわかる文書の開示を求め「採点表」を入手しました。

審査においては、専門性のある委員によって、法人の状況(収支見通し、自己資金など)や事業計画(施設長予定者、研修体制など)、施設整備(内容、防音、遊び場など)が審査されます。

照治福祉会に対しては、特に保育内容・運営内容への高い評価がなされています。以下、島本町が設けた保育内容・運営内容についての採点項目(抜粋)

・自然豊かな立地を生かした教育・保育プログラム
・1号認定子どもの選考方法
・一日の流れ(過ごす時間帯がわかるもの)
・認定こども園の運営理念と構想について
・教育・保育理念について
・支援教育・保育への取組について
・地域における子育て支援についての考え方及びその具体的方策について
・要望、苦情解決体制について
・危機管理体制について
・個人情報保護について
・町、町内保育所、幼稚園をはじめ他の児童福祉、社会福祉施設、学校、関連施設等との連携及び児童福祉等関係会議への参画について


「町、町内保育所、幼稚園をはじめ他の児童福祉、社会福祉施設、学校、関連施設等との連携及び児童福祉等関係会議」への参画は、これまで島本町が地域で培ってきた大変重要な要素です。

また、社会福祉施設等整備審査委員会で出された意見から、特に留意していただきたい点について、次のように示されています。

留意事項
・虐待対応をはじめ各事業のマニュアルの適切な整備と運用を図ること。
・送迎時など関係者の進入、退出に際しての事故予防を図ること
・送迎バスの運行について検討すること

なお、公募に応じていただいた2者のうち、今回、決定されなかった社会福祉法人南山城学園についても、十分な資質を備えた事業者であることが同委員会の報告に添えられています。


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後鳥羽天皇宸翰御手印置文(複製)
島本町歴史文化資料館にて常時展示

写真技術を応用して生まれた
「コロタイプ」技術で複製されました

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保育士配置基準、まさか、さげるの?

2019年04月26日 | やります!子ども・子育て・人びと支援
3月26日の下書き原稿を一か月後の今日UPします。以下は、2月定例会議を終えた後に行った調査、ヒアリング、考察をもとに加筆修正したものです。推敲はせず、とにかく記事にします。よって、いつにも増して長いです。関心のある方に読んでいただきたいと思います。



民生教育消防委員会(戸田は傍聴)では、保育士の配置基準を国基準に下げ、それによって確保できる保育士を待機児童対策に活かせ!と迫る質疑が繰り広げられました。

東田議員(立民)岡田議員(公明)福島議員(自民)その主張は微妙に違っても、みな保育士配置基準を国基準への引き下げを求める発言でした。

これを主な理由に、岡田・福島両議員は採択に加わらず退席、保留されました(本会議においては退席なし)。わたしは保育士配置基準の引下げには反対です。これまで会派・人びとの歩みは断固反対してきました。

町立保育所では定員数の140%、150%を受け入れている状況です。そのうえ、保育士の配置基準を下げて、さらに子どもを受け入れることなど現実的ではありません。

このような状況のなか、配置基準を下げて一人の保育士がみる子どもを増やすとなれば、もはや悲鳴をあげる気力もなくなることでしょう。現場の状況を把握しない姿勢に希望をなくし、今、働いている臨時職員の多くが現場を去っていかれるかもしれません。

保育士確保ができすに定数に満たない高浜学園が基準を下げれば待機児童(数名)を預かれるという主張。実はこれは既に過去の議論となりつつあります。机上の考えに過ぎないといっても過言ではありません。

現在(平成31年度4月から)、高浜学園は概ね(0歳児を除いて)定員数を満たしつつあり、これによって待機児童が飛躍的に解決するとは思えません(現状をヒアリングして判断)。

どうやら問題にされているのは財政?

保育士廃止基準を国基準に下げると、手厚い保育に対して町が独自に支給している町からの補助金はなくなります。けれども、受け入れる子どもに対して国から財源が得られる(公定価格と呼ばれるもの)ため、保育園にとって経営上は特に大きな支障はありません。

影響を受けるのは現場の保育です。

必要なのは、保育士不足という深刻な社会問題の要因分析と対策。これまで地域=島本町が、地域=島本町で培ってきた保育の歴史、保育士基準を改悪してしまうのではなく、なぜ保育士が採用できないのか、保育ニーズの高まりの要因はなにかの分析です。

保育士確保への具体的な対策を

島本町では、今年度の保育士採用に際して、保育士2名の枠に35人の出願があり(採用試験を受けた方は35人には満たなかった)結果3人を採用しました。正規職員を採用しなかった時期が長く、経験豊かな保育士を採用するため、年齢制限を大幅に緩和したことが影響したようです。

保育士は本来子どもが大好き。だから自分の子どもを授かると自分で育てたい、と思う気持ちが強くなるときいたことがあります。自分の子どもに十分に向きあって、そして育児期間が終わって、職場環境・雇用条件を精査して長期的視野で職場復帰を判断されるようです。


思うに、子どもは家庭で育てるべき、保育所にはお金がかかる、入所しない家庭と不公平、そういうイデオロギーが、実は、待機児童を深刻にしてしまったともいえます。保育士配置基準を下げるべきだという主張の根底にも、そういったイデオロギーが隠されているかと、質疑を聴いていて感じたことです。

しかし、今、島本町が自民・公明・旧民主系の主張を受けいれ基準を下げれば(そもそも町としてはそのような方針を示していない)、現在募集している認定こども園の事業募集要項に示されている配置基準は、いったいどうなるのでしょうか。

建設中の水無瀬神宮敷地内の民間保育園、事業者を選定中の第二幼稚園跡地の認定こども園の整備運営を担う民間事業者は、いずれも募集要項で示された島本町独自の保育士配置基準をもとに公募に応じておられます。

募集要項と異なる配置基準を、今になって示せば(=町の補助金廃止となる)、島本町はすべての民間事業者から信頼を失うことになってしまうでしょう。ほとんど詐欺のようなもの、という指摘もあり、これを肝に銘じておくべきです。

高浜学園に数人の子どもが入園できる、待機児童対策!子どもと家庭を救え!など、凄まじいまでの質疑が民生教育消防委員会で繰り広げられましたが、待機児童対策として保育士配置基準を下げることは、島本町の保育の現状を総合的に考えるとありえない選択とわたしは考えます。

むしろ、保育士の資格があっても、過酷な労働環境と責任の重さを理由に働かない方が多いなか(潜在保育士という)、島本町こそ先駆的な取り組みをしているのであって、保育士の待遇改善として誇れるものと断言できます。
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女性を大阪府議会へ!

2019年04月02日 | やります!子ども・子育て・人びと支援
花冷え
冷たい風のなか
桜がしたたかに咲きはじめています

大阪府議会選挙
大阪府知事選挙はじまっています

街宣車の窓から冷える手を振り
ののうえ愛さんを全力で応援しています

都構想には反対!
負けられない!

大阪府には
高槻・島本を支える仕事をしてほしい
維新政治、喧嘩政治はもうごめんです

辻元清美衆議院議員
ののうえ愛大阪府議会議員候補
そして、わたくし、とだ*やすこ

暮らしに寄り添う大阪府政を取り戻す!と
序盤戦から3人そろって
島本・高槻をかけまわりました

大阪府議会に女性はたったの4人
ジェンダーバランスが歪むと政策が歪みます
その最たるものがカジノと都構想!

女性を議会へ!
もっと生きやすい社会は可能!

ののうえ愛さんの演説・政策の訴えはこちらから

女性を議会へ!
JR高槻駅南側陸橋リレートーク
とだ*やすこ(1分43秒)


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第4保育所の子どもたちの保育のこと

2018年12月22日 | やります!子ども・子育て・人びと支援
平成30年2018年12月、とだ*やすこの一般質問です。※抜粋、要約、編集しています。答弁内容を含めて文責は戸田にあります。

保育基盤整備加速化方針の検証
~第4保育所の子どもたちの安全な転園先~


この度、山田紘平町長の名のもと出された、島本町保育緊急事態宣言について、その誠実さは評価、支持するものです。また、子育て支援課におかれましては、通常業務に忙殺されるなか、保育基盤整備加速化方針を示しました。

唐突に示されたにも関わらず、子ども・子育て会議、総合教育会議等において、子ども、保護者の思いを代弁し、現場で働く人々の立場にたった的確な発言が多くありました。

若い世代の町政への誠意ある参画が進みつつあると実感、ここに島本町の希望をみることができます。

しかしながら、同方針を今後具体的に進めていくにあたっては、見逃せない数多くの懸念があります。

第4保育所の機能をそのまま担保することがないまま、第4保育所の保護者に厳しい選択を迫ること。保育の連続性、安定性を保つ責務は町にあります。

第4保育所の転園については、決まったことへの理解を求めるのではなく、保護者の訴え、要望、提案をもとに、子どもにとって最善の策をみいだしていただきたい。 

「転園」ではなく0~5歳児すべての「移動先」を求めるのが保護者の願い、総意といえるでしょう。けれども、同方針の内容に沿い、主な転園先と示されているふれあいセンターでの保育の安全性について検証しておく必要性があり、次のように問いました。

ふれあいセンターにおける保育の防災・防犯・事故に対する危機管理について
①方針に示された3~5歳児の転園人数に対して、法的には、どれだけの広さが必要になりますか。どの部屋の改修をどのように見込まれているか、具体的にお示しください。

島本町保育基盤整備加速化方針に示した3歳児36人、4歳児44人、5歳児44人、合計124人を受け入れるとした場合、約250㎡の広さを必要とするとともに、その他職員の事務室など諸室を確保する予定。

利用する諸室につきまして、具体的には、3階の女性交流室、生涯学習課事務室及びその隣の現ボランティア情報センター、コミュニティルーム、4階の展示コーナー、多目的室の計6室。

既存の設備・施設を可能な限り活かしながら、カーペットや児童個人ごとの棚の設置などを行い保育スペースとして活用していく計画で進めてていく。


2階、3階での保育を伏してお願いしたい。具体的には、トイレのある機能回復訓練室、軽体育室を活用、廊下も含め、落ち着いてまとまった空間確保に総力をあげていただきたい。

ふれあいセンターについては、高齢者、保健、生涯学習、貸館などの機能をあわせ持つ複合施設として設置された背景から、子育てにかかわらず、多くの住民の皆様にご利用いただいている。

そのため、現在、第四保育所に入所されておられる、次年度3歳以上となる全児童数の受入れが可能であることを満たしつつ、最小限のスペースでの諸室の確保を念頭において計画した。

いくつかのスペースに分散してしまうことが課題。保育所長等現場職員と連携し、保育が円滑に進むよう、また、児童、保護者にご不便等ないよう十分に調整を図ってまいりたい。


③不特定多数の人が行き交う公共施設。セキュリティを強化、最優先させる発想が必要です。・各室の施錠・警備員の配置・保育を補完する補助員の配置、この3点を求めます。見解を。

優先事項であり、各室の施錠は当然のこととして、人的に対応を強化する予定。具体な手法については、保育士等職員の配置によるものなのか、警備員等専門業者によるものなのか、現時点で検討を進めているところ。

不特定多数の往来を前提とする施設であるため、充分な体制をとる必要があると認識している。


吹き抜けからの転落防止については、たとえば防火シャッターの稼働を妨げないアクリルの壁を設置するなど、技術的に可能な対策を総務債権管理課と丁寧に協議して検討していただきたい。

吹き抜けからの転落防止については、ふれあいセンターを転園先として想定する中で当初から懸案事項として位置づけている。

センター所管課である総務・債権管理課と協議し、転落事故等が発生しないよう防火シャッターを常時、必要な位置にまでおろしておくことを予定している。

※意見交換を重ねるうちにアクリル壁は恐らく費用が膨大、得策ではないと複数の意見を得ました。むしろ徹底的な人員配置で(地域雇用、地域住民の見守り)安全対策を強化した方がよいと考えています。

※実際に防火シャッターを下ろす作業をして、消防本部職員も含めて関係者が現場確認を行うよう求め、同席させてほしいと申入れていました。明日23日休館日、業者立会いのもと実証的に防火シャッターを下ろす作業が行われます。


⑤保育計画をどう考えているのか。大切なのは、子どもの育ちに寄り添った保育計画。ここがまったく示されていません。行事も含めた年間保育計画、園外保育の充実に必要な人的支援など、希望のある答弁をお聴きしたい。

ふれあいセンターは、もとより保育施設ではなく、震災対策として一時的に転園していただく選択肢としてお願いしている。通常保育における年間計画など相当、内容を見直し、置かれている現状に即したものに改めなければならないと考えている。

れを実効性のあるものとするため人的な配置は欠かすことができないと考えるが、現時点では保育所長等現場職員と緊密に協議を進めているところ。

※わたくしごとになりますが、わたしの家族は1990年代、過密都市香港で暮らし、母子でビルの一室のプレスクールで遊び、息子は園庭のない幼稚園に通っていました。

過密保育の問題を目の当たりにした反面、素晴らしい先生に恵まれ今でも感謝しています。園外保育(主に公園)が行われる際には、常に保護者が付き添いました。←すなわち保育園の園外保育には、さらなる人的配置、新たな雇用が必須!


給食配送について、どこから、どのように、どれくらいの経費をかけて行う予定か。アレルギー対策などにどう対応するのか。説明を。

現在もいくつかの可能性を探っているところ。中学校給食と同様な手法とした場合、他園または給食業者において調理し、配送業者により保温食缶と食器を運び入れ、食事後は、食器をそのまま返却することを検討している。

全ての転園児童の喫食数まで対応ができるか等、さらに課題を洗い出す必要があり、アレルギー対応や予算編成を含め引き続き検討を進めていく。

 

すなわち未だ検討中の課題が多いということになります。未耐震の第4保育所からの転園の目的は、子どもたちを災害から守る安全対策であり、災害、事故、犯罪防止に最大限の対策がなされなければなりません。

貸室の転用、施設改修と人的配置への予算措置につき最大限の措置を求めていく必要があります。障害児保育、アレルギー対策にも対策が要る。

適切かつ十分以上の保育士配置なくしてこの計画を進めるべきではありません。ここに至ってなお保育士の配置基準を国レベルに下げることに固執している会派、議員もありますが、とんでもないことです。

そもそも2階は本来、福祉の領域、機能回復訓練室が貸室となったのは比較的最近のことでもあり、緊急事態宣言のもと、安全な保育環境にむけて総力をもって取り組むという姿勢がなければなりたたないとわたしは思います。

第4保育所の子どもと保護者の日常生活を激変させるこの緊急事態においては、子どもの権利と安全を最優先する姿勢で最善の策を選択していただきたい。

君子は豹変する(状況に応じて臨機応変、自らの否を認めて固執せずという肯定的な意味)。今の方針に過度に固執することなく、保護者説明会では傾聴の姿勢で望んでいただきたい、と求めました。


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山田町長、保育緊急事態宣言を語る

2018年12月19日 | やります!子ども・子育て・人びと支援
お知らせ
明日、12月20日11時
議員全員協議会
役場庁舎3階、委員会室

山田町長の保育緊急事態宣言について、町長自ら議員に説明がなされます。傍聴可能です。
先がけて発表された保育基盤整備加速化方針を、今後、どのように進めていくのか、議員がそれぞれどのような考えをもっているのか、さまざまな議論が交わされると思います。

以下、12月定例会議の冒頭に、山田町長からあった「挨拶」の内容を記事にします。録音データを起し、急ぎUPしたもので、微細な間違いはあるかと思いますが趣旨をくみとってください。文責はとだ*やすこにあります。

***************

みなさん、おはようございます。12月定例会の開会にあたり、一言、ご挨拶を申し上げます。

本年6月に発生した大阪北部地震にはじまり、豪雨や台風など災害にみまわれた一年でございました。幸いにして人的な被害はなかったものの、一般の住宅では一部損壊の被害が発生したほか、公共施設でも図書館などが被害を受け、利用者にご不便をおかけしました。

町内各地で倒木によりライフラインにも支障がでるなど、近年にはない大きな被害となりました。このようななか、対応にあたっていただいた関係機関や団体、ボランティアの方々のご尽力と職員の働きに感謝を申し上げますとともに、引き続き、災害に強いまちづくりに努めて参ります。

また、12月5日には、保育緊急事態宣言を出させていただきました。このことについては、議員のみなさまへの詳しい説明ができておらず、ご心配をおかけしたことをお詫び申し上げます。

また、わたくしと致しましては、本町における近年の急速な住宅開発や女性の社会進出などによる保育ニーズの高まりから、待機児童や保育の過密状態が続いていることに対して、早期に改善を図らなければならないという強い意識をもっております。

また、保育所の待機児童の現状は、ここ数年毎年100名近く発生していることも明らかなように今後さらに増加することが見込まれています。

さらに、本年6月の大阪府北部地震後、児童の安全を最優先に第4保育所の耐震化をこれまで以上に急がなけらばならないと認識したところでごさいます。

こうした現状は、まさに緊急事態といえるレベルに達しているものと、わたくしは考え、敢えて「緊急」という強い言葉を使わせていただき、保護者をはじめとする住民のみなさまや関係者のみなさま、そしてこれから本町に転入してこられる方々を含め、本町の保育をとりまく環境や現状をしっかりと知っていただくことが大切であると判断をいたしました。

一方、これまでの対応んつきましては、さまざまなとりくみは進めてきたものの、現実問題として対応が追いつかず、現在の状況にまで深刻化したことにつきましては、真摯に反省しなければならないと考えております。

このようなことから、今後、加速化して進めていかなけらばならない保育基盤整備につきましては、保育基盤整備加速化方針をお示しし、ご不便をおかけすることになる児童や保護者をはじめ、これから転入してこられる方々にもご理解とご協力をお願いしたい旨の思いも込めて、わたくしの強い決意を保育緊急事態宣言として12月5日に発表させていただいたものでございます。

今後は、保育基盤整備加速化方針に沿って、一日もはやく保育環境の改善にとりくんでまいりますとともに、第3小学校耐震化や庁舎建替え、JR島本駅西地区の土地区画整理事業等につきましても、引き続き取り組んでまいる所存でございます。

なお、保育緊急事態宣言につきましては、改めて別の機会を設け(←20日11時の議員全員協議会・傍聴可能)、説明させていただく考えでおりますので、ご理解を賜りたく存じます。

むすびに、本定例会議には、報告案件2件と13の議案を提出しております。議員のみなさまには、慎重審議の上、ご可決賜りますよう、お願い申し上げまして、挨拶とさせていただきます。どうぞよろしくお願いします。


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保育基盤整備加速化方針を検証します!

2018年12月06日 | やります!子ども・子育て・人びと支援
■島本町議会平成30年12月定例会議

12月13日(木)14日(金)
いずれも10時から
役場庁舎3階本会議場にて

傍聴可能・出入自由・お子さまの同伴可能


とだ*やすこが行う一般質問、テーマは三つ
(Ⅰ)保育基盤整備加速化方針の検証 ~第4保育所の子どもたちの安全な転園先~

この度、山田紘平町長から出された「保育緊急事態宣言」を評価、支持します。若年層転入希望者への誠意ある配慮でもあり、その誠実さは信頼に値します。

子育て支援課においても、通常業務に忙殺されるなか、関係機関との協議に努め、保育基盤整備加速化方針を策定、短期間で資料を作成されました。積年の課題に一定の方向性が示されたことは評価されるべきでしょう。

また、唐突に示されたにも関わらず、子ども・子育て会議、総合教育会議等において、子ども、保護者の思いを代弁し、現場で働く人々の立場にたった的確な発言が多くありました。若い世代の町政への誠意ある参画が進みつつあると実感、ここに島本町の希望をみることができます。

しかしながら、この保育基盤整備加速化方針を今後具体的に進めていくにあたっては、見逃せない数多くの懸念があります。なにより第4保育所の機能をそのまま担保することがないまま、緊急事態という名のもと第4保育所の保護者に厳しい選択を迫ること。

保育の連続性、安定性を保つ責務は町にあり、第4保育所の転園については、決まったことへの理解を求めるのではなく、保護者の訴え、要望、提案をもとに、子どもにとって最善の策をみいだしていただきたい。

そして第2幼稚園跡地の整備運営事業者の公募に際して少なからぬ影響があるだろうという懸念。子ども子育て会議においても公募委員より鋭い指摘がありました。よりよい保育内容をめざして調べに調べ、募集要項に明記すべき内容を考え抜いて渾身の一般質問を行ったものとして、ここのところがとても心配です。

今回の一般質問では、同方針の内容に沿い「主な転園先と示されているふれあいセンターでの保育の安全性と危機管理意識について」重点的に問います。過密都市香港で暮らし、雑居ビルの一室での親子教室、園庭のない幼稚園の実態を知るひとりの保護者として、その経験を活かします。

さらに、UR空き店舗に新設する小規模保育所(水無瀬駅前19人・若山台バス停前12人)について、12月に急ぎ、整備・運営事業者を募集、来年度4月からの開設をめざすとのこと。

水無瀬駅前は鉄道線路のすぐ近く。騒音振動調査を行ったうえで適切な防音・振動対策を行うことに理解と対応能力のある事業者を選定するよう求め、これについて見解を問います。

私立園への転園を考える家庭への補助金が必要と考えます。3歳児は第一幼稚園の就労支援型を選べません。兄弟姉妹が同じ施設を選択でき、なおかつ定員に余裕のあるのは高浜学園・水無瀬神宮内の新たな保育園といえます。

となると、制服、体操服など私立ならでは負担が別途生じます。行政の都合により、町立保育所から私立に転園を求めるケースにおいて、この負担は極めて理不尽。時限的な補助金要綱を設けて全額補助するのが妥当と主張します。


保育基盤整備加速化方針は、子ども子育て支援事業計画を大きく見直すものであり、本来ならばパブリックコメントを行う内容です。その意味でも、保護者説明会においては、決まったことへの理解を求めるのではなく、保護者の訴え、要望、提案をもとに、子どもにとって最善の策をみいだしていかなければなりません。


ほかに
(Ⅱ)都市計画法に基づく建物の高さ制限! ~ 景観形成と適正人口規模をめざして ~
(Ⅲ)学童保育室職員の知識及び技能の向上を

これらは密接にかかわっています。もち時間20分(島本町議会内で決めたルール)めいっぱい、またもや時間勝負となりました。議席は議員のものではありません。みなさんからお預かりしたものです。傍聴をお待ちしています(緊張しますが)。


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12月1日しまもと手づくりコミュニティ市にて
噂にはきいていましたが可愛いクッキーがいっぱい

さすが天然色素だけあって色もお味も優しい
思わず笑顔になるクオリティとバラエティ
お値段はケーキに近いけれど。。。
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子ども・子育て会議、保育課題への方針

2018年11月26日 | やります!子ども・子育て・人びと支援
第4保育所に通う子どもたちを平成31年度のどこかで、複数の施設を選択肢として転園とする、それによって第4保育所の今後を考えるという方針が示されようとしています。

それに先がけて行なわれた保護者へお意向調査により、第一幼稚園(就労支援型)・高浜学園・ふれあいセンター内(施設改修)・小規模保育所(新規)が転園先と示されました。

お友だちと異なる施設に分散される、保育士はどうなるのか、兄弟姉妹が複数の施設に分かれてしまうなど、詳細がわからぬまま、保護者に不安と不信が走りました。

6月18日の大阪北部大地震を受けて、可能な限りすみやかに未耐震の第4保育所を耐震化(改修ではなく新築が望ましい)に取組む必要があるのは理解できます。

子どもたちの安全はもとより、急激な住宅開発による保育需要増が背景にあり、大阪府内ワーストとなってしまった待機児童(数・率)がことを複雑にしています。

シンプルに考えれば、土地を確保して保育所を建てればよかった。そうすれば保育の安定性、確実性が保てたのに、なぜ、そうしなかったのか。

保育という重要な政策課題を政争の具にしたり、「お手柄」にしたり、利権として扱ったりしてはいけない。そうしないと軸がズレ、日に日に被害が拡大する。

政策として子どもの視点から考えなければいけない。

保護者のみなさんの怒り、不安、不信は当然でしょう。どういう方針がとられるのか、どういう計画でこのことが進められるのか、みっつの会議で説明されることになります。



【重要】島本町子ども・子育て会議・平成30年度第2回
11月28日(水曜日)午後1時30分から
役場3階 委員会室

会議の議題
1.島本町子ども・子育て支援事業計画第3年次(平成29年度)進捗状況調査について
2.島本町子ども・子育て支援事業計画作成に係る利用希望把握調査(ニーズ調査)について
3.保育基盤整備加速化方針について
4.小規模保育事業施設を整備・運営する事業者の募集について【要注目】
5.その他

傍聴定員 10人
(傍聴の受付開始時に傍聴の希望者が傍聴定員を超えたときには抽選)
会議の入口において会議の開催時刻の30分前から先着順


島本町教育委員会議
11月29日(木) 午前9時30分から

島本町総合教育会議(平成30年度第1回)
11月29日(木)
教育委員会議の終了後(午前11時頃の開始を予定)
※教育委員会議の終了後、傍聴受付を開始、30分後に会議を開催する予定

いづれも島本町役場 地階 第五会議室

会議の議題
案件1 子ども・子育てに関する施策について【重要】
※山田町長自ら保育所問題について説明するもの(推測)
案件2 その他

傍聴定員
原則10人(傍聴の受付開始時に傍聴の希望者が傍聴定員を超えたときには抽選)
傍聴の受付は、会議の入口において教育委員会議の終了後から先着順に行います。



「第五次島本町総合計画」策定のためのアンケート 調査結果報告書 【速報版】が公表されていますが、設問:今後のまちづくりの取り組みについて、まちににぎわいや活力をもたらすものとして力をいれるべきものとして

「子育て・教育環境の充実による子育て世帯の定住促進」がもっとも多くなっています(42.8%)2位の中心市街地整備(38.6%)を抜いています。保護者のニーズだけではありません、世論もここに希望をみいだしています。


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昨春の選挙で
高浜地区でマイクを握るわたし

やります!子ども子育て若者支援と
アナウンスしたことを忘れないように
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町立第2幼稚園の跡地にミニ公園を!

2018年09月08日 | やります!子ども・子育て・人びと支援
島本町議会は、町立第2幼稚園の閉園に伴い、幼稚園設置条例から第2幼稚園を削除する条例を可決しました。とだ*やすこは賛成しました(13名すべて賛成)。

跡地に予定されている認定こども園は、公立で運営して欲しいというお声、そのご期待に添えない状況もお知らせしなければなりません。

8月末に開かれた子ども・子育て会議を傍聴しました。そこで認定こども園の募集要項の素案の内容が明らかになりました。その後、多くの時間を費やして、現時点でできることはなにかを考えました。

迎えた6日の第二幼稚園を廃止する条例改正の審議。わたしの質問は、土地利用の一点に絞りました(廃止と関係ない、議案から逸脱してる、イエスかノーや!の野次多し=多くが自民党会派の議員)。

今まで議論されてこなかった新たな視点です。


第二幼稚園は公共施設であり、災害時の避難所にも指定されています。廃止され、民間の認定こども園になれば、ハザードマップから避難所として消えることになります。

これについては、既存の民間福祉施設や教育施設と同様、設置運営事業者が決定した後、必要に応じて協力を求めていくことになるかと思います。

質問の趣旨:第2幼稚園の敷地面積は約5000㎡、これをすべて無償で貸すという条件は、事業者を公募するにあたって必要不可欠なものでしょうか。

第二保育所2000㎡、第四保育所3000㎡。それらの敷地面積と比べて、たいそう広いように思います。広々とした園庭、充分な駐車スペースを確保したとしても3500㎡、4000㎡で200人定員規模の認定こども園を運営することは可能ではないかと、とだ*やすこは考えます。

そこで、一部メモリアル公園として町が管理し、残すことができないものかと考えました。町が管理する公園であれば、避難所や災害に対応できる空きスペースとして活用することができます。


町立保育園の子どもたちは、第二幼稚園のプールを年間20日も訪れていました。水無瀬川での川遊び、野外活動の際にトイレ休憩でも数回ですが活用しています。官民問わず、認定こども園になれば、夏休みがないので同じことを求めるのは難しいといえます。

町が一部、公園として管理することで、町立保育所の子どもたちが川に親しむ野外活動の際にトイレ休憩所として活用できることにもなるのではないか。

東屋があれば、若山台の子育て世代の住民も活用できるかもしれない。この場合、遊具は必要ありません。災害時にテントが張れる方がよい。子ども用のトイレがあればなおよい。そういう公共性を残していただきたいと思うのです。

メモリアル公園として桜の木を一本でも残しておくことができれば素晴らしい!(これはかなりの難題で、さすがに主張するのに躊躇しましたが、実現すれば卒園生や保護者には嬉しい配慮)。

既に、子ども・子育て会議において募集要項の内容が示され、意見聴取もしているのに、この段階で言われても!無理!という担当課の思いは理解しています。

けれども、わたしは、子ども子育て会議の傍聴席で、傍聴資料をみて、はじめて知ったのです!!!

示されたものは「素案」。今なら「検討」の余地はあるはず。けれども、5000㎡をすべて認定こども園にしてしまうのではなく、一定の公共性を担保していただきたいとの提言に、町の答えは「ご意見」として承ります。

つまり、検討することもない。けれども、これは、ある意味、理解できます。これまで様々に検討して示した結果を、いきなり一議員の発言で覆すことはできないという事情や心情も理解できます。

園庭で運動会が開ける、駐車駐輪スペースが充分以上にある、ゆとりある園舎、これらは必須。もしも、5000㎡が絶対に必要!と保育の専門家と建築設計士が試算したのならば、わたしは納得します。

独りよがりの提言で町政を動かすのは怖いことです。結局だれも遊ばない公園になるのも困る。公金を費やすのですから。しかし、もう決まったこと、という理由で検討もしないなら、それは島本町にとって、あまりにもったいない!と思うのです。

町立プールもキャンプ場もYYワールドも廃止した今、水無瀬川の傍に小さな公園をつくるのは、無駄な公共事業ではないと思うのですが。。。。民意はどうなのでしょうか。



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人工的なな香りの害について
幼い子に影響するのではないか
化学物資過敏症を招く可能性がある、と
問題提起を議場で行いました

「香害」という新たな言葉が。。。
いくつかの本も出版されています
ようやく社会が周知に向かっています

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