一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

冬の北海道旅行2015・1「ウルトラマンとコラボ」

2015-02-10 21:39:25 | 旅行記・北海道編
(7日のつづき)

7日(土)は早暁6時に起き、身支度を整えて家を出た。きょうは08時ちょうど発のANA53便で新千歳空港に向かう予定だ。
京浜東北線→モノレールと乗り継ぎ、羽田空港第2ビルに着いたあと、自動チェックイン機にANAカードを挿れたが、ハジかれてしまった。
やはり…。先月カードを紛失し再発行したため、こんな事態になった。
私は有人カウンターで手続きを済ませるが、座席が確定せず、黄色いカードを渡された。
こんなケースは初めて。雪まつりシーズン真っ盛りゆえ、便は満席。よって座席の調整をしたのだろう。私は手荷物検査場を抜け、搭乗口のカウンターにカードを渡し、しばらくすると座席が確定した「35B」は3人席の真ン中だ。
搭乗口は物凄い人である。私も土曜日の朝から北海道に向かうのは久しぶりで、いつもこんな人ごみだったんだ、と今さらながらに驚いた。
飛行機は定刻を若干遅れて離陸した。エド・はるみと中村真梨花女流二段を足したようなスッチーがいる。何となく安心感があるのは、その容姿からか。私の左には妙齢の女性が座っている。ミラーを出して一心不乱にメイクをしているが、どんな顔をしているのだろう。
飛行機は定刻を約10分遅れて、新千歳空港に着いた。私は自動券売機をやり過ごし、みどりの窓口へ向かう。カウンターで札幌までの普通乗車券(1,070円)を買い、さらに札幌―旭川の往復特急乗車券(Sきっぷ・5,080円)を買った。バカバカしい話だが、私はさんざん迷って、先に旭川冬まつりに行くことにしたのである。やはり森次晃嗣のトークショーは拝聴すべきだと思った。
ホームの売店で「FLASH」を買う。さらに「坂ノ上朝美」の文字が踊っていた「FRIDAY」も買った。思えば1年前の北海道でも私は「FRIDAY」を買ったが、そのときも坂ノ上朝美は、「ひし美ゆり子未公開ポスター」の陰に隠れて、グラビアを公開していた。しかしそのとき、彼女はすでに芸能界を引退していた。講談社も私も、1年前とやってることは変わらない。
10時03分発の快速エアポート101号に飛び乗った。電車は珍しく、ロングシートだった。車内はほどよい混み具合で立席を余儀なくされたが、札幌までは30数分なので、このくらいは我慢できる。外は綺麗な雪景色だが、雪はやや少ないように思われた。
札幌に着き、やや迷ったが、私はいったん改札を出、今度は旭川行きの特急券で入り直した。
次に乗るべきは11時ちょうど発の旭川行き特急スーパーカムイ13号で、札幌が始発のはずだが、なかなか入線しない。
そのうち快速エアポート103号が入線し、それが特急スーパーカムイに変わったので、ズッコケた。これは新千歳空港が始発だったのか!
これなら新千歳空港を10時18分に出ても同じことだったが、幸い札幌でも座ることができ、やっと人心地が付いた。
有料特急に乗るのは久しぶりである。私には分不相応の乗り物だが、やはり走りは静かだ。うつらうつらしながら車窓を楽しむ。このだるさが心地いい。
ちなみに函館と旭川を結ぶ「スーパーカムイ」は北海道を代表するドル箱特急だが、個人的には、前身の「スーパーホワイトアロー」の方が好きだ。
どこかの駅で女性の2人組が乗り、ひとりが私の右に座った。これも旅の典型的な一コマである。
定刻の12時25分、スーパーカムイは旭川に着いた。東口に降りる。きのうの所さんの番組の秘境駅コーナーで旭川駅が出ていたが、その同じ地に自分がいるとは、奇異な感じがする。
駅前にはバスターミナルがあり、初見である。これは前からあったのか、最近整備されたのか…。いずれにしても感心していると、冬まつり会場行きの無料シャトルバスが発車したところだった。
……。ちょっとタイミングが悪かったが、しょうがない。きょうは午後5時からの森次晃嗣トークショーのほかに、1時からの柳ジュンライブを聴きたいが、この時間なら徒歩で行っても間に合う。
私は平和通買物公園を歩く。しかし両脇の歩道部分に雪がまったくない。これは旭川訪問27年目にして初めてのことだが、ほかにも「氷彫刻世界大会」の氷像が制作中で、呆気に取られた。
旭川冬まつりは6日~11日。氷大会にタイムラグがあったかどうか定かではないが、これは楽しみが半分なくなった感じである。
氷像の鑑賞は夜がいいが、今夜まで完成しているかどうか。何となく、今年の旅行はすべてがズレていると思った。
「八角寿司」でランチを摂りたいが、今回は時間がなく、先を急ぐ。買物公園を抜け、ロータリーを渡り、道順の左に寄らず右に寄り、旭橋の袂まで行く。ここに毎年寄る古本屋があるからだ。店自体は小さいがビンテージもののマンガを揃えていて、眺めるだけでも楽しいのだ。
1時まではあと6分だが、柳ジュンの出る公開録音番組は1時間である。彼女はいきなり出ないと踏み、私は店に入った。
しばし楽しんで、旭橋河畔会場に向かう。敷地内に入ると、女性歌手の歌声が聞こえてきた。前を歩いていたオバチャンが、「柳ジュンかな」とつぶやいたのでギョッとしたが、ステージ前に着くと、果たして彼女だった。
まさか、一発目から登場するとは…。こういうチョンボを私は時々やらかす。
注目の大雪像は、「ウルトラマン」。向かって右手にウルトラマンギンガストリウム、左手にウルトラマンビクトリーの上半身が、自衛隊の手によって彫られていた。
柳ジュンは純白のドレスが鮮やかで、2曲目に旭川テーマソング「夢さりぬ街」、3曲目に先月発売の新曲「グッバイ東京」を旅情豊かに歌いあげた。
2人目のゲストはやしろ優。私はお笑いには興味がないので、やしろ優のモノマネをBGMに、いろいろ見て回る。
旭橋入口近く、地元有志で作る中・小雪像群は、時節柄「妖怪ウォッチ」モノが多い。雪像は前年の流行り物が如実に表れるのだ。
大雪像を挟んだ反対側にある「冬マルシェ」は食事処が連なっているが、写真コーナーがなくなったようだ。
休憩所でスケジュール表を入手するが、ウルトラ兄弟がデザインされていた。
その手前のプレハブの建物には、「ウルトラマンデパート」と称して、ウルトラマングッズが売られていた。今年の旭川冬まつりは、ウルトラマンとコラボしているらしい。
会場は温かく、春の陽気だ。昨年、冷気でカメラがいかれたのがウソのようである。
ステージに戻ると、やしろ優のモノマネ芸が終わり、司会者を交えたトークになっていた。やしろ優の髪はカツラだそうで、それをパカッと外すと、かわいらしい髪型が現れた。
(つづく)
コメント (2)
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