一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

冬の北海道旅行2015・3「感動のプロジェクションマッピング」

2015-02-12 21:00:25 | 旅行記・北海道編
今回の旅行に出る前、PCにポータブルHDDを接続したが、ウンともスンとも言わない。
すごくイヤな予感がしつつ北海道を旅行したのだが、きょうメーカーに問い合わせたら、やっぱりHDDがイカれていたことが分かった。
まったく…。このメーカーのHDDは丈夫だと思うから購入したのに、いつの間にか壊れてるとはどういうことだよ。いままで保存したデータはどうしてくれんだよ。
しっかりしろBUFFALO。金返せ、バカヤロー。

(きのうのつづき)
ウ、ウルトラセブンとメトロン星人の戦いが見られるとは思わなんだ。
私はしゃがみ、リュックからビデオカメラを取りだそうとする。が、奥深くに沈んで、なかなか取り出せない。
やっと取り出して録画ボタンを押すが、何と、メトロン星人がもう倒れていた。そそくさと引き揚げるメトロン星人。えっ? もう終わり!? ちょっと…いくらもビデオに録れてないじゃないか。
セブンも後方に引き揚げ、戦いは終わり。私は呆気に取られた。い…一番いいところを見逃した。ああー、これを予期して、最初からビデオを用意しておけばよかった…。
モロボシ・ダンに戻った森次晃嗣が「(変身の前後が)わざとらしかったかな」とつぶやくので、会場に微苦笑が起こった。
このあとは上映会である。メトロン星人が登場した「狙われた街」が、正面の大雪像に映されるようだ。森次晃嗣がいったん退き、上映開始。
冬の旭川の野外でウルトラセブンを観るとは、貴重な経験である。アンヌ隊員のアップが映る。さすがにかわいらしい。私も、東京の口惜しさを旭川で晴らした感じである。
ハナシはさすがに面白い。アンヌ隊員の親戚の家が出てきてアンヌ隊員の名字が「友里」と分かったり、ダンとメトロン星人がちゃぶ台を挟んで対話するシーンがあったり、見どころ満載だ。ローアングルからの凝ったカットあり、不気味な演出ありで、場面展開も小気味いい。
極めつけは最後のナレーションで、これらを30分足らずでまとめているのはスゴイ。
いやはや、とても48年前の制作とは思われない新しさである。ウルトラセブンの衰えない人気の秘密が、ここにある。
上映会後は、再び森次晃嗣のトークとなる。会場のお客さんに印象に残った回を聞き、「湖のひみつ」「ノンマルトの使者」などのエピソードが出た。ちなみに私だったら、松坂慶子が出演した「悪魔の棲む花」を選ぶ。
ちなみに森次晃嗣の印象に残った回は最終回だそうで、セリフの一部を諳んじる。私はただただ感激するばかりである。
ただ、ひし美ゆり子に同じ質問をしたら、全然違うナハシを挙げそうな気がする。
トークショーもフィナーレだ。
「いまも新しいウルトラマンが出てきています。これからもウルトラマンを応援してください。ボクもがんばります。ジュアッ!!」
実に感動的なトークショーであった。

ちょっと小腹が空いたので、冬マルシェで「塩しょうゆやきそば」(500円)を買う。プレハブ造りの休み処に入って食したが、ジャージャー麺に温泉たまごが乗っている形で、なかなか美味かった。
「ウルトラマンデパート」では、ウルトラマンゼロの撮影会が行われていた。しかし前述の通り、私は並んで撮影できない。遠巻きに撮らせていただいた。
ステージでは、現役女子高生ユニットの「NaiGe」が、演歌を歌っていた。
そして7時からはお待ちかね、「ULTRAMAN THE LIVE~光の国からみんなのために~」のプロジェクションマッピングである。私はウルトラマンティガとコスモスの像があるバルコニーに向かう。これを見るには、ある程度離れたところのほうがよい。









マッピング上映開始。ウルトラマンギンガストリウム・ウルトラマンビクトリー対バルタン星人・エレキングの構図だ。ホンモノのギンガとビクトリーも出てきて、背後の映像との同化が巧妙だ。最後はウルトラ兄弟が画面に現れ、不覚にも涙が出てきた。
光のページェントも鮮やかで、私は大いに満足した。

平和通買物公園に戻るが、案の定氷像は、現在も制作中だった。
地元のオジサンが、
「今年は氷像を造る過程を見てもらおうと思って、2日間を制作日程に充てたわけよ。いつもはほかで造ったやつを設置する形だったんだけど」
と旅行客に話していた。
改めて晩飯である。「八角寿司」を考えたが、中華料理屋「敦煌」に入る。ここも私が毎年お邪魔しているところだ。今年はワンタンメンを食した。しかし考えてみたら、これで麺類4連発である。旅に出るとどうして麺類ばかりになるのだろう。
さすがに腹もくちくなったが、ワンタンメンは余計だったかもしれない。
完成間近の氷像は、それなりに見応えはある。制作者が入るのがアレだが、カメラに収める。がしかし、やはり完成品を見たかった。
これで旭川冬まつりの鑑賞は終わりである。今年はウルトラマンの活躍があったものの、雪像もそれほど多くなく、スケールの縮小感は否めなかった。やはり景気が回復していないのだろうが、それは我が家も同じことである。

きょうの「宿」は3丁目近くにある「Compa3.7」で、早い話がネットカフェである。ここ数年の定宿だ。
ここはナイト12時間パックがあるのがありがたいが、適用は午後9時から。店に入ると8時56分で、4分ほど待つことになった。
フラットブースに入り、9時から田村正和のドラマを観て、「ゴルゴ13」を読む。喉が渇けばお茶を飲み、実に優雅なひとときである。しかし、私は朝から不快だった。例の左上の歯根から苦い汁がじわじわ染み出ていて、実は観光どころではなかったのだ。
それが夜になって、一段とヒドくなってきている。もう我慢できない苦さで、まだ分からないが、帰京したら抜歯するかもしれない。
シャワーを浴びて、3時過ぎに横になる。しかし口の苦さで眠れない。ウトウトしたが6時前に目が覚め、PCを開いたりしてグズグズしていたら、朝になってしまった。
(つづく)
コメント (2)
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