AKB48の旅

AKB48の旅

「僕らには青春も感動もなかったんです!」

2012年11月07日 | AKB
大陸中国のAKB事情を取り上げた、なかなか興味深い記事。会員制だけど、有料記事ではないんで、引用してもOK?

http://business.nikkeibp.co.jp/article/opinion/20121101/238872/?rt=nocnt

以下引用
「私たちは自分たちが経験できなかったものを、日本のアイドルやアニメを通して学ぶことができた。同時に、そういうものを通して、日本人の考え方や日本文化も理解できるようになった。だから、日本が好きになったんです。尖閣問題が起きたときにも、本当のAKB48ファンはみんな冷静でしたよ。一方的に日本を非難したりはしなかった。それは、ひとりでも生身の日本人アイドルを知り、彼女の言動を通して日本という国を見ているからなんじゃないでしょうか」
以上引用

以前取り上げた「NEWS23X」の報道でも、中国人の若者が信じられないほど日本人化してるのを見せつけられたけど、なにしろそこは大陸中国なんで、何が正しいのか本当のところはなかなか分からない。

いちおう筆者の別の記事を読んでみたけど、かなり信用できそうな感じではある。ググると公式ページもブログも見つかるんで、ちょっと読みかじってみたけど、ちょっとで論評するのも何だけど、少なくともおかしな人ではなくて、ちゃんとした取材をもとにテキストを起こす人のようなんで、素のままで受け入れてみようかと思う。

記事の中で、中国におけるAKBファンの実数は10万人以上となっており、これを信用するなら、SNH48も十分にやって行けるということになるんだろう。あとはオリジナルコンテンツの概念の浸透とお金を払ってソフトを買うという文化だけど、こちらは逆に握手券商法が功を奏するかもしれない。

確かに「青春」や「感動」への渇望というのは、少なからぬ中国人みたいに、そんなものが存在することを後で知った日には、ちょっとした激情となって表出されるのかもしれない。AKBを受け入れない、理解しようともしない日本人の方が多数派である一方で、遙かに正確に的確にAKBを見つめる、そんな一部の中国人の視線の熱さに共感できるかも。

あとはこの動きはどの程度の規模にまで発展するのか、大陸中国の地殻変動を引き起こせるレベルにまで辿り着けるのか。中国に期待してはいけないと知りつつ、それでもポジティブに見ていきたいな。

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