AKB48の旅

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読売新聞の見開き全面広告

2013年08月27日 | AKB
去年の東京ドーム公演の時もそうだったけど、今年も「恋するフォーチュンクッキー」、そして昨日の「新チーム4結成」と立て続けに、読売新聞に見開き全面広告を出した。これをどのように解釈するのか。視点を変えるといろいろオモシロいかも。

読売新聞の発行部数は世界一なんで、当然だけどその広告料はそれ相応に高価なはず。しかもカラー印刷ときたもんだ。いちおう読売新聞の広告料金は公開されてるけど、今回のような見開き全面のカラーとなると、いくらになるのか見当もつかない。計算方法が分からないし、単純な契約になるとも思えない。ま、何にせよ、今時豪勢な金額になるのは間違いない。

これもネットでちょろっと調べただけで書いちゃうけど、意外にも、東京ドームと読売新聞の間には、直接の資本関係はない模様。と言っても、読売ジャイアンツの専用球場なんだから、無関係なはずもない。東京ドーム公演と新聞広告が連動しているように見えることからも、バーターというとあれだけど、包括契約のようなものになってるんじゃないかと想像。

水面下のことは分からないし、あくまでも表面的な部分で考えるしかないけど、これって普通に、秋元氏得意の「全方位外交」の一環という理解で良いんじゃないか。少なくとも年に一回、東京ドームを使わせていただくタイミングで、読売新聞サイドに払う「お布施」という、至極平凡な理解。金払いの良い顧客に悪い顔をするはずもなく、少なくとも読売新聞サイドとは良好な関係性を築けるはず。

けれども、もちろんそれだけで終わる話ではない。秋元氏のビジネス手腕のもう一つの特徴は、言わば「乗数効果」。一粒で二度も三度もおいしい仕組みに仕立ててくるところ。分かり易いところでは、新チーム4のメンバー多数が、感激した旨、ぐぐたすに書き込んでる。意見としては表面化しなくても、それはスタッフも同じだろうと思う。これだけの投資をされてる、上司から期待されているというのは、最高のモチベーションになる。そしてそれは、ファンにとっても同じこと。

つまりは、「AKB48チーム4誕生告知」「こんな広告が打てるAKBって凄い」「読売新聞へのお布施」「新生チーム4メンバーのモチベーション」「スタッフのやる気」「ファンの期待」とま、てきとーに気がつけるだけでも、6兎くらい追ってるんじゃないか。

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