AKB48の旅

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AKB選抜総選挙は八百長か

2014年05月25日 | AKB
以下B2さんのコメント引用

八百長説を支持するわけでもないし、管理人さんに悪意があるわけじゃないので、気を悪くなさらないでくださいね。

「パイプドビッツ社には、常識的かつ合理的な企業行動を取る以外の選択肢はない。けれども、こういった現実を前にしても、」と

「選抜総選挙八百長説がなくなることはない」

の間には、若干の論理的飛躍が有ります。

十分お分かりで、この記事でも大いに留保をおかれていますが、厳正であろう範囲はパイプドビッツ社までです。

① 発行したシリアルナンバーの納付先であるキングレコード(非上場)の用紙の管理・譲渡
② モバイルや柱を管理するAKS(非上場)の会員権管理や
③DMM(非上場)のオンデマ投票権管理
の真正さについては、情報が公開されていない。

八百長論者が言う”八百長”の定義は、バラバラ。なので、彼らが気に食わないものが全て八百長になりかねないのですが、①~③についてはキング、AKS、DMMを信じるか信じないかの神学論争の領域であろうと思われます。
 ※ 例えば太田プロが大量に投票権付きCDを購入しての事務所票とかなら、すごくフェアじゃないですかね。キングから無償又は廉価で紙を横流しされてる事務所があるなら、フェアさは落ちる。

パイプドビッツ社が、①~③の集計をきちんとしてても、外部納入済みのシリアルコード紙と自社管理出来ない外部会員権の取扱いが”適正”かどうかはは、正直よくわかりません。

この記事を見て、気になって調べたのですが、パイプドビッツ社は22ndと27thの選挙結果は、投票ツールや投票ヲタ属性等も公開してましたが、32ndは何も公開していないようです。

私は公開されていない32ndのシリアルコード投票割合と、その他の手段の割合に関心があります。

きりがない話ではありますが、この当たりの論点はパイプドビッツ社上場と弁護士立会いだけでは公正さをまだ100%証明しきれていないですね。

お遊びなのだから、証明しきる必要もないのですが。

以上引用

コメントありがとうございます。ちょっと踏み込んでみます。

「八百長」の定義問題ですが、公開されたルールに対する不正行為ということで良いんじゃないかと思います。ですから、会員権やCDを購入しての投票は、その背景とかに関係なく、そのすべてが公正なものでしょう。ですから、巷間噂される事務所票や「秋豚」票がたとえ有ったとしても、それが正規のルートを通ったのであれば、それは八百長とは言えないと思います。もっとも事務所票は分かりませんが、「秋豚」票はないと、少なくとも私は考えてます(後述)。

次に正規のルートではない票が存在するのかですが、これは細部を考えてもらちがあかないわけで、詰まるところ、重要なのは人の意思の介在と言うことになります。票数の操作には、必ず誰かしらの意思が働くことになります。ならばそれは誰なのか。

まずは個別の「現場」の人間に票数操作ができるのかですが、ここは正にパイプドビッツ社が管理してると思われる部分であり、無名の例えば派遣社員とかが、誰それ推しだからお手盛りで票を上積みするというような、チートなシステムにはなっていないはずです。ここは検証できませんが、パイプドビッツ社の信用に関わる部分でしょう。

となると組織としてのキングレコード、AKS、DMM等による不正を考える必要があります。組織的な不正は可能なのか。私個人の考えでは、それは限りなく不可能に近いと思います。AKB選抜総選挙は、社会現象と言っても良いほど、日本社会の高い関心を引くイベントであり、であればこそ内部リークは避けられません。「組織犯罪」は常識的に見て隠蔽は不可能です。

それでも不正があるとするならば、それぞれの組織の意思決定権限者を想定する必要があります。一例キングレコードであれば、不正を指示するのは誰なのか。現在はキングレコードを離れましたが、少なくとも前回までは、AKB担当チーフプロデューサーの地位にあった湯浅順司氏を置いて、他には考えられません。

今年の速報の発表が正にその湯浅氏だったように、その顔は見えてるわけで、本ブログでも湯浅氏については何度か取り上げてます。そんなそれなりの議論の上でなんですが、湯浅氏が不正を行うことはまず有り得ません。もちろんここら辺りになると、単なる信用問題になってしまうのですが、外部から見えるもの、検証可能な情報からは、そこまでが限界です。

同様のことはAKSにしてもDMMにしても言えるはずです。こちらの意思決定権限者が誰なのかは分かりませんが、AKSに関しては、トップたる秋元氏が非干渉であると考える方がどうかしてます。秋元氏に隠れて不正を行うことは、やはり常識的に考えて不可能でしょう。

そして、そのラスボスたる秋元氏。秋元氏が不正に関与すること、不正を指示することはあり得るのか。私の考えはすべて既述なんですが、これこそ最もあり得ないことでしょう。秋元氏のメンタリティの特徴としてギャンブラー気質があるわけで、真性のギャンブラーがもっとも嫌うのが八百長であり、最も好むものが運ということになります。正確には、自身が関与しない八百長までも折り込んだ上での運なんでしょうが、話が無駄に込み入ってしまうんで、議論を単純化してます。秋元氏は正にそんな典型例だと思います。

悪魔の証明は不可能ですが、ある程度までは理詰めで、選抜総選挙が八百長である可能性が極めて低いところまでは、追い込めるんではないでしょうか。

2 コメント

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ありがとうございました (B2)
2014-05-25 20:09:30
丁寧な検証ありがとうございました。

影響度が大きく、個別メンバーや運営全体の未来がかかる場だからこそ、適正に運営されているだろうという合理的見込みを前提に置けば、ご指摘の理屈で良いのだと思います。私もそれでいいと思っていて、その上で穴を少しでも塞ぎたかった。

検証可能性というか、小保方議論でおなじみの第三者による再現可能性が全くない世界ではあります。穴が100%ふさがっていることは、証明できてない。

選挙制度に、一定の性善説モデルの前提とフィクションを置いた上で、それを信じて楽しめば良く、アイドルの人気投票なんだからその程度で割り引いて楽しめればいいと思います。

川栄が握手会で刺されましたね。人間としてあり得ない畜生行為の犠牲者です。ヲタも今後は握手に行ってもそれを思い出す。動機が選挙がらみ(結果が悪いことを触れたブログ含む)なら、選挙も素直に熱を入れられないし、一喜一憂も出来ない。ビジネスモデルの危機です。

本来は警備とチェックのシステムで、このような事件を100%止めなければならない。それを講じなかった運営、OJSを連れていかなった危機感の弛緩。
運営はヲタを性善的に信じすぎましたかね。しょせんアイドルに金払ってまで、刺しに来るとか、普通の考えではあり得ない。

メンバーと警備バイトの無事を祈ります。
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良く似てる (アマデウス)
2014-06-12 22:15:23
先日あるところで「小林一三と秋元康」という「講義」を聞いてきました。もともとはその先生の「研究論文」で講義はその抜粋ということでした。
その中でAKBのシステムは宝塚を模倣していて宝塚は京都のお茶屋を模倣しているということでした。短的には組、自前の劇場、教育システム、卒業等でそれぞれ350年100年10年の歴史があるということでした。
そのなかで宝塚の「トップ」の決め方ですね。
トップになる存在は歌が一番とかダンスが一番とか人気が一番ではなく「おさまり感」なんだそうです。
音楽学校在籍時から時間をかけて選択し、その間に雑誌「歌劇」とか色んな媒体を通して運営サイドがコミットするんだそうです。その結果、抵抗なく受け入れる存在になっていくそうです。やり方として手がこんでますね。
AKBの場合は「総選挙」ですけど、まさか国政選挙と同等と考える「お花畑」は別としてある意味似てるかなと。
その先生はAKB選挙権の種類を網羅してましたし個握全握もご存知でしたね。
NHKの解説記事(事件について)が民放にくらべ詳しいのはこの先生を取材してるからみたいです。

それにしても「日本には未熟なものを育てる、育てる経過を楽しむ文化がある」と「それは上記三者に共通している」と

だから秋元康は無垢な前田敦子を選んだのですね
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