AKB48の旅

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「大西ドリーム」

2018年06月17日 | AKB
まだちゃんと見れてないので、順位をざっと見ただけでの、とりあえずの雑感など。

と言いつつ、ほとんど「大西ドリーム」に尽きるかな。見事に38位に初ランクイン。しかも、チーム8枠で見れば、倉野尾さん、坂口さんを差し置いて、大西さんより上位には小栗さんを残すのみ。38位という数字以上に、これは快挙だと思う。

去年のSHOWROOM選抜1位に一切こだわることなく、連覇なんて無意味だと悟ったかの如く、「大西ドリーム」に「選択と集中」した、その潔さたるや見事としか。

実際、二番煎じはしょせん二番煎じなんであって、中井りかさんにとってはリベンジという大きな意味があったかも知れないけど、大西さんにとっては、そこにあるのは予定調和でしかありえないと考えられる。

本ブログでは何度か指摘してきたんだけど、大西さんというのは、気がつかれにくいんだけど、小さな「ファースとラビット」の塊のような存在。SHOWROOMの毎日5時半配信は、それだけ聞くとたいしたことないように思われるかも知れないけど、言わばテレビのオルタナティブ的な何かを、提供し得た可能性がある。

かつてテレビの朝の情報番組は、ステレオタイプとしてのリーマン(の一部)の目覚まし代わりにして、整容と朝食の友だったんだけど、その地位はすっかり地に墜ちてしまった。理由は様々だろうけど、そこで見たい絵柄が得られず、聞きたい情報が流されないという、何よりニーズに合わなくなってしまったからだろうと思われる。

それを大西さんの5時半配信は、見事にかっさらった可能性がある。もちろん実人数としては数千人程度なのかも知れないけど、カレントなネット社会、SNS情報社会では、マスである必要性なんかない。むしろ一部の強いニーズに特化することこそが、正しい選択となる。

このあたりが、「編集権」問題なんだというのは何度か仄めかしたけど、別に勿体ぶってるんではなくて、議論がめんどいので、私が逃げてるだけ。ただ驚くべきなのは、このあたりを理詰めで理解してるとは思えない大西さんが、鮮やかに正鵠を射てること。この人の(小さな)突破力には、ただただ驚嘆するしかない。




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