AKB48の旅

AKB48の旅

「次の十年に必要なこと」

2016年07月16日 | AKB
「存在する理由 DOCUMENTARY of AKB48」のパンフレットの「11年目のAKB48に物申す!」で、「次の十年に必要なことはなんだと思いますか。」という問いに、おなじみの青木宏行氏と瀬津真也氏が真逆とも言える回答を寄せていたのが面白かった。以下引用。

青木:個性的で絶対的なスターの誕生。欅坂46の平手友梨奈に、AKB48の草創期の前田敦子のような存在感を抱きますが、AKB48グループにも新たなスターが現れて欲しい。

瀬津:圧倒的なスターの出現を待つのは間違い。本当に必要なのは「グループへの誇り」「熱い魂」などの意識改革。すでに多くの若手メンバーが備えているので期待大。


設問には暗黙的に解答が包含されるものだけど、少なくともAKBについては原理的に未来予測が不可能である以上、解答が存在できない。なので発散するしかない、というかお二人が共に正しく、共に間違ってることになるかもしれない。誤った比喩になるけど、敢えて書いちゃうなら「シュレディンガーの猫」のような感じ。

ただし、瀬津記者の言う「意識改革」が再学習に相当するのであれば、その現状認識は正当なものである可能性が高いとも思う。

1 コメント

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Unknown (kazu)
2016-07-17 15:21:44
う~ん、やっぱりブーメランの気がするなぁ。

>AKBについては原理的に未来予測が不可能である以上、解答が存在できない。
これ言ってしまうと、何を語っても当てはまってしまうことになる。
当然、再学習も語ったところで同じ。
それどころか、生物に対する青酸ガスのようなハッキリとした死因かどうかも証明不可能なのだから、AKBGが存続しようがしまいが因果関係すら特定できない。

と言いつつ、予測が不可能ながらAKBGが存続し続ければ圧倒的なスターが出現する可能性は高くなっていくだろうから、スターの出現を期待して足掻くのは間違い(特に何をしなくてもいずれ現れる)ではあるだろう。



>欅坂46の平手友梨奈に、AKB48の草創期の前田敦子のような存在感を抱きますが
欅坂46はコンテクストの蓄積の前にブレイクした、しかも一般に楽曲がささる形という、46と48含めて6グループ目で初めてのケースになった。
このまま平手中心にブレイクしていくならローコンテクストに寄り過ぎになるんやなかろうか。
思い浮かぶのは安室奈美恵とMAXの関係。

やはり46&48グループはセンター中心の物語ではない。
センターは本編の物語に対するスピンオフ作品でしかない。
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