AKB48の旅

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祭の予感

2012年03月15日 | AKB
さっしーデビューと乃木坂セカンドが同日。完全に狙ってるだろう感がはんぱない。この目的多重感から霞ヶ関の仕事ぶりを思い起こす人は居ないかもしれないけれど、まああれだな、分かる人には分かるとか書き殴ってしまおう。以下、淡々とその多重ぶりを上げてみる。

まずは分かり易いところで、秋元康の誕生日おめでとう。過去にこういうことしたことがあるのか、調べる時間も気力もないけれど、アイドルヲタとして、さっしーが特別ってのはあるかもしれない。いい年になって、おめでとうよりは残念側にぶれてるかもしれんけど、絶対権力者として、このくらいのご褒美はファンも見逃してくれるんじゃないか。

次に「公式ライバル」としてさっしーにぶつける。AKB本体に対してはあまりに無謀、恐れ多いけど、分を知る、奥ゆかしい的に、さっし-という一般的には小物感のある別働隊にぶつけて勝ちに行くというのは、しごくまっとうというか正しい戦略だろうし、実利としての売り上げ増加にも繋がるんじゃないか。それより何より、大企業の企画会議とかでのプレゼンが予定調和で楽だったとか、いかにもリーマン社会な実情だったりして。

傍目からはゲーム感覚で見てられるってのも楽しいもの。さっしーのイメージはまさかの中ボスあたり、その先のステージにはAKB神8が控えるみたいな。乃木坂目線では、最初に倒すべき敵。簡単ではないけど相手にとって不足はない。勝算は十分過ぎるくらいにあるある。

そして隠れたテーマ、新旧対決。これを指摘する人は他にいないだろうし、妄想乙なんだけど、これはさっしーVSまゆゆの代理戦争だという視点。さすがに身内のまゆゆにぶつけるのはまずいけど、乃木坂なら無問題。人数とか置いといて、まゆゆと乃木坂は立ち位置が同じなんで、マーケティングとして興味深い。もちろんそんなこと考えてるのは秋元康だけかもしれんけど。

普通に考えれば、「ぐるぐるカーテン」がデビュー作としてはそこそこ売れて、世間の認知度も上がって、何よりルックスの効果でアイドルヲタさんもついたんで、セカンドはさらに売れるとの目算のはず。負けるわけがない。けれども時代は地滑り的に変わってるかもしれない。さっしーが勝つようなことがあれば、新しい明日が見えてくるかもしれない。

そしてそして総選挙対策。乃木坂の人気が上がることが、総選挙への干渉になるというのは既に書いたけど、同時にこれはさっしーヲタさんへの牽制であるのは言うまでもない。さてと、今年も総選挙があるのか。そしてそのシステムはどう変わるのか。現実の一つ先、明日はどっちだ。

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