AKB48の旅

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「いじめをノックアウト」総集編

2014年05月07日 | AKB
素直に驚いた。この「いじめをノックアウト」という番組は、初回から事実上台本がなかったこと、これまで高橋さんの語った内容は、すべてアドリブだったことが明らかにされた。これは番組チーフプロデューサー自らが、顔出しの上での表明であり、加えて高橋さん自身もアドリブだったことを直接認めたんだから、これは100%間違いない。繰り返すけど、ほんと素直に驚いた。

しかもそれだけではない。そうやって番組の、そしてチーフプロデューサーからの問題提起、様々な問いかけに対して、その都度アドリブで答えてきた、その内容が素晴らしいものであったことは既述の通りなんだけど、チーフプロデューサー自らが出演して、高橋さんと面と向かって絶賛してた。AKBのコンサートでの締め言葉などにも言及してて、こりゃほとんどファン目線を超えて、敬意を払ってる気配すら感じられた。

高橋さんの物事の本質を語る力、それも平易な言葉で心に届く語りかける力、圧倒的な説得性については、何度も取り上げてきたけど、それが私の勝手な思い込みなんかではないことを、この番組が見事な証明してくれたことになりそう。しかも、学校でのいじめ問題というセンシティヴな題材であるにもかかわらず、しかもしかも、NHKEテレであるにもかかわらず、であればこその、そっち方面での高橋さんへの高い評価と信頼が、明らかにされたことになる。

ゴールデンウィーク明けに問題が起こりやすいからとか、理由付けされてはいたけど、そもそもNHKEテレの番組で「総集編」が作られること自体が、ちょっとした事件のように思うし、この番組が、恐らくは当初の予定を超えて続けられてること、そして全国の小中学校を中心に、「行動宣言100万人」というスケールの大きい運動を繰り広げてること等、なんか地滑り的というと違うけど、現在も引き続き進行中の、深くて静かなムーブメントになってる感触がある。

これは目立たないかも知れないけれど、地味に凄いことではないだろうか。教育関係はもちろんのこと、どちらかと言えば、AKBの醸し出すカラーとはそりが合わないかのように思われる方面、なんか書くのを躊躇してしまうけれども、左翼リベラル方面の知性にも評価される、受け入れられる、高橋さんはそんな存在になりつつあるように思う。

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