秋元康氏、BNK48の大ヒット要因を語る かつての海外進出失敗を経て…
タイ・バンコクを拠点に活動するAKB48の姉妹グループ、BNK48の2ndシングル「恋するフォーチュンクッキー」が社会現象化していることにも言及し、かつては海外進出に失敗したことも回顧。「僕は欧米にあこがれた世代。欧米のようなものを作りたいとずっと思っていたんですね。そうやって音楽や映画を作って、ことごとく失敗した。お前らみたいな中途半端なものはいらないと言われてしまう。80年代にハリウッドで映画をやろうとしたけど、けんもほろろでした」と振り返る。
海外進出を諦めてホラー映画『着信アリ』(2003年)を作ったところ、ハリウッドからリメイクの話があり、その後『ワン・ミス・コール』として2008年にアメリカで公開された。「こちらが海外のことを考えずに、自分たちが楽しいもの、ドメスティックなものを作れば作るほど彼らは欲しくなる」と、日本の独自性が海外で受けたことを語った。
繰り返し語られてきたことだけど、これをフラットに読む限りは、やはりと言うか、意外にと言うか、「秋元イズム」というのは、理論武装レベルまでには達していないのかも知れない。あくまでも秋元氏の私的な経験に基づいたものなんであって、個人の範囲を超えられない仕様という風に読めてしまえる。
タイ・バンコクを拠点に活動するAKB48の姉妹グループ、BNK48の2ndシングル「恋するフォーチュンクッキー」が社会現象化していることにも言及し、かつては海外進出に失敗したことも回顧。「僕は欧米にあこがれた世代。欧米のようなものを作りたいとずっと思っていたんですね。そうやって音楽や映画を作って、ことごとく失敗した。お前らみたいな中途半端なものはいらないと言われてしまう。80年代にハリウッドで映画をやろうとしたけど、けんもほろろでした」と振り返る。
海外進出を諦めてホラー映画『着信アリ』(2003年)を作ったところ、ハリウッドからリメイクの話があり、その後『ワン・ミス・コール』として2008年にアメリカで公開された。「こちらが海外のことを考えずに、自分たちが楽しいもの、ドメスティックなものを作れば作るほど彼らは欲しくなる」と、日本の独自性が海外で受けたことを語った。
繰り返し語られてきたことだけど、これをフラットに読む限りは、やはりと言うか、意外にと言うか、「秋元イズム」というのは、理論武装レベルまでには達していないのかも知れない。あくまでも秋元氏の私的な経験に基づいたものなんであって、個人の範囲を超えられない仕様という風に読めてしまえる。