AKB48の旅

AKB48の旅

過程というハイコンテクスト

2017年07月29日 | AKB
あいかわらず、状況を十分に把握してるとはとても言えないけど、それでも断言できてしまえそうなのが、今回の「AKB48グループ ユニットじゃんけん大会」というルール変更の妙。既にして大成功と言える状況なんではないかと思える。

もともとAKBGという大人数のアイドルグループの最大の特徴は、その内部構造と複雑系の動態にあるわけで、実際、かつては高橋みなみさんという希代の存在によって、AKBGは自己組織化組織にまで昇華され、無限とも思える物語を紡ぎ出していた。そのハイコンテクストがAKBGの醍醐味だった。

そんな内部構造の再来というと言い過ぎになるけど、今回のユニット化という一見シンプルに見えるルール変更によって、状況は劇的と言えるほどに変わったように見える。たちまちにして識域下に沈んでいたかのような様々な構造が浮上し、現れては消え、かつての複雑系の運動体が戻ってきたかのよう。

そんな変節点をいち早く読み取っての過飽和からの相転移の一撃を放ったのが、さすがの指原さんだったわけだけど、以後は一気に衝撃が響き渡って、チーム8会議をはじめとして、猛烈な「合従連衡」が進行してる。その状況の少なからぬ部分が、逐一リアルタイムでSHOWROOMなりに公開されてる。そのハイコンテクストな過程が、悉くオープンソースとなってる。これは凄いことかと。

この沸騰のまま、じゃんけん大会の本戦にまでなだれ込めるのか、さらなる未知の領域が立ち現れるのか。ワクワクが止まらない。