AKB48の旅

AKB48の旅

再びDOCUMENTARY of AKB48 1ミリ先の未来

2012年01月07日 | AKB
「DOCUMENTARY of AKB48 1ミリ先の未来」という作品は、奇妙なというか、制作意図のよく分からない代物に思えた。ドキュメンタリーを名乗るにしては、あまりにAKB48、とりわけたかみなに肩入れしすぎて、ナレーションも相まって「たかみなと愉快な仲間達」にしか見えない内容となっていたように思う。

後に見ることになる姉妹編?「DOCUMENTARY of AKB48 to be continued」にしてもそうだけど、これって制作者サイドがAKBヲタ化してしまった、たかみな推し化してしまった、そういう理解であってるんだろうか。それともそこまでもが制作意図に含まれているんだろうか。

公式サイトを見ると制作総指揮岩井俊二、監督寒竹ゆり、両者(と秋元氏)のコメントが載っているけど、いかにも「熱い」んだよね。いちおう公式的にはAKBの熱に取り込まれた、取り込まれたけどそれを良しとした、そんな風に振る舞ってるように見える。けれども本当だろうか。

結果的にできあがった2編は、ともに揃ってなんとも中途半端なできとしか思えないし、劇場公開した「DOCUMENTARY of AKB48 to be continued」は、興行的にはこけてる(だよね?)。そりゃそうだ、ヲタからすれば新情報はほとんどないし、ニワカから見れば訳ワカメ。ターゲットが分からない。

にしては2011年版も2編「DOCUMENTARY of AKB48+1」「「DOCUMENTARY of AKB48 show must go on」が同じように作られ、オンエアと公開を待ってる状態。確かに監督は代わってるけど、題名や展開を見る限り、そしてトレーラーを見る限りキープコンセプトのように見える。つまりはあれで良かったという扱いなのか。

何らかの結論は、1月23日の「DOCUMENTARY of AKB48+1」のオンエアを待って書こうと思うけど、予言とかそんな大したもんじゃなくて、現時点での私の考えは、すべては制作意図に含まれていた、さらに突っ込んで言えば秋元康の指示だったんじゃないか、そう思ってる。