outdoor life by mizota

ヨットでのクルージング日本の名山に登るキャンピングカー旅ダイビング野鳥撮影ジギング等溝田正行がした事する事を報告します

優雅なヨット旅

2018年04月16日 18時59分19秒 | フィリピン クルージング 情報 ヨット

ヨットで2ヶ月掛けて台湾辺りまでクルージングすると言うとヨットを知らないほとんどの人達は「優雅ですねー」等と言ってくれます。

ところがヨットと言う乗り物は見ると乗るでは大違いなんです。

風でのんびり走ってると見えても実際は全くのんびりでなく、少しでも早く走らそうと必死で風を受けようと色々細工しています。

風を受けて気持ち良さそうに走ってると見える時はヨットは傾き潮水を被りながら船酔いや落水しないようにと必死になってまともに小便も出来ず垂れ流したりしています。

僕は一人で荒天の中で何回も糞も小便も垂れ流し「糞まみれ」になった事もあります。

言い換えると優雅なんて遠くから見るから勘違いしてるだけです。

オマケに台湾辺りまで2ヶ月で行かなければならないとなると、ヨットのスピードは黒潮に向かうと歩く程度ですから、、、、悪天候でもなければ疲れていても休みなく出港しないと着きません。

特に日本近海の気象は世界最悪ですから常に台風や低気圧に怯えながら港から港へと逃げるのです。

だから日本近海をクルージングしても苦しさがほとんどです。

それなのに何故するかと言えば「-海を知らない」か「苦しみを乗り越えて目的地に着いたと言う達成感」だと思います。

僕が昔ワーゲンのタイプ3(セダン)と言う古い車に乗ってた事があるんですが、いつ壊れるかと思いながら走ってますから室戸まで行けたら非常に嬉しかった思いがありますがそれに似ています。

ヨットでなかったり普通の国産車なら当たり前に簡単なのにね。

ヨットも日本近海を離れてクルージングすると気象が良いところが多いですから僕らも長い間楽しみましたけど。

こんな事を書いたのは今日太竜寺山に登って弁当を食べてた時に会った人に「優雅」と言われたからでした。

太竜寺山には一番多く行く水井橋から

境内に近付くとシャクナゲが満開

美由紀は友達三人と鶴林寺山に行くと言うのに断って一人太竜寺山に来たのは錦鯉の様子が見たかったから

しばらく観察して頂上へ

そして「優雅」と言われた弁当を食べた「流政之」氏の彫刻がある場所

下山中四人の一人歩き遍路に会ったんですがなんと三人までが外人で三人と話をしたんですが若い女性は中国から、中年男性はアメリカから若い男性はデンマークからでした。

四国八十八箇所参りも有名になったもんです。

 

 

コメント
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