昨日のモクズガニと同様に勝浦の山奥の勝浦川を眼下に見下ろす場所に育った僕は、小学生の頃から鮎を獲っていました
特に鮎は・・・養殖鮎が無かった時代ですから僕の家の様な山奥にまで、鮎を買いに来る人がいました。
それで僕らは・・・学校が終わった後や休みの日には、鮎を獲ってそれを売って小遣い銭を稼いでいました
昭和30年代ですが一匹の鮎が20円とかで売れましたから子供にとっては大きな稼ぎになったものです。
当時の大人の一日の賃金は男が600円位で女は300円位だったと思います
それはさておき、子供の頃から・・・大人になってもヨットで世界一周に出発するまでの間で鮎を獲らなかった年はアメリカに居た二年だけでした。
ヨットで日本に戻って来てからも・・・殆どの夏はキャンピングカーで旅に出ていますが・・・
毎年のように一度や二度は鮎を獲りに行っています
最近はコロガシ漁しか行かなくなりましたが・・・昔は潜って獲るのが得意でした
昨日予想以上の大きなサイズと大漁だったモクズガニに気を良くして・・・
モクズガニが大きいから・・・もしかしたら鮎も大きいかも知れないと・・・昼過ぎから行ってみました
そして・・・その成果ですが見てください
まな板の上の並べていますが頭もしっぽも出ています
100円ライターを置いてますから大きさが分かると思いますが・・・最大は28センチでこれは全て25センチ以上あります
1号の糸が余りに切れるので途中から2号に変えたほど。
ここ数年は毎年のように一度や二度はコロガシ漁に行きますが・・・この様に大きなサイズが揃ったのは初めてです。
去年なんかは・・・15センチ位のばかりだったんですから
ただこれも・・・もうすぐネパールへの旅にでますので・・・余り沢山とっても・・・困りますから・・・
でも・・・もう一度は・・・行きたいな~・・・と思っています。
午前中は・・・学校の後輩が訪ねて来てくれて一緒に昼食も食べました
この後輩は僕に似合わず極めて優秀な人なんですが・・・最近奥さんが癌で亡くなっています
仲が良かった夫婦でしたから・・・寂しい思いをしてると思うのですが・・・毎日を計画的に忙しく予定を組んでいるので・・・大丈夫でしょう。
70歳近くなると・・・本人が死ぬ事も伴侶が死ぬ事も珍しくなくなってきました
仕方ないことですが・・・
晩酌の肴は・・・この大きな鮎を・・・一人が二匹づつ食べました