今日も続いて「ヨットを買う」について書きます
昨日書いた小型船舶検査と小型船舶免許の費用で腰が引けてしまった方々もいるのでは無いかと心配なんですが
しかし必要な費用はまだ少しあります
平均的なヨットの場合、一年に一度は陸揚げして船底に貝や海藻を付きにくくする塗料を塗るのと、プロペラやキールの電蝕を防ぐ為に「防蝕亜鉛」を付け替えなければなりません。
陸揚げ「上架」は一般的にマリーナでするんですが、費用は30フィートのヨットで大体3万円位掛かります
船底に塗る塗料は国産の安いものなら1万円程です。
防蝕亜鉛はプロペラだけなら2千円位。キールにも付けている場合はプラス4千円必要です。
船底塗料は「自己研磨型」と呼ばれるもので自然に少しづつ剥離して付いている貝や海藻を落とします。もしこの塗料を塗ってなければ約半年でプロペラはダンゴ状となりエンジンを回しても全く走らなくなります
船底全体にも貝が付き、プロペラを潜って綺麗に掃除しても付着物の抵抗で速度は半分になります。
そんな事で普通は一年に一度は陸揚げして船底塗料を塗るわけです
しかし実際はそれで一年全く心配が無いかと言えば・・・それほど甘くなくて・・・途中で一~二度位は潜って簡単に掃除してやる必要があります。
でもこれは泳ぎや潜りに行った時に「ついで」にすれば良いのでそれほど心配は要りません。
これで殆ど全ての費用を書きました。
例をとって復習すれば・・・30フィートのヨットを買ったとします。
それを北は北海道から南は沖縄まで(韓国も含む)自由に行ける「全沿海」で検査を受け続けるとした場合に上架費用なども含み年間幾ら「維持費」が必要か計算してみます。
6年に一度の検査で「沿海セット」を買い換えなければなりません。これが4万円。
検査費用が3年目の中間検査で12000円と六年毎の本検査(この時に上架が必要なのでそれに合わせて船底塗料も塗る)で25000円。
小型船舶免許の書き換えが5年に一度だから年間二千円。
その結果、上架費用3万円+船底塗料他2万円+沿海セット七千円+検査費用6千円+免許書き換え2千円で年間の維持経費(一部割り算した)は6万5千円となり一ヶ月だと約5千円です(ヨットの大きさによって上架費用と船底塗料が変わってきます。例えば大きいホロホロの場合44フィートなので上架費用が10万円、船底塗料も8万円位かかります。逆に小さければ安くなりますが他は同じです)
ここで50万円のヨット(ヤマハ29フィート、センターコクピット、ジブファーラー、ホイルステアリング用オートパイロット付き)を買った「マハリン」を例にあげますと・・・
このヨットが異常に状態が悪いのを買ったので整備費用が異常に掛かっています。(買ってはいけないヨットだった?しかし良いオートパイロットとジブファーラーが付いていたのと生産数が少ない乗りやすいクルージングタイプだった)
その上に長期クルージングをイメージしたので大型バッテリーを三個備えたり、発電機を大きくしたり、船内の水道を電動にしてホットシャワーが使えるようにしたり、多くのものを新品に交換したのと改造や増設をかなりしたので合計で50万円掛かりました
その代わりエンジンも全てのホース類もピカピカだし、新艇よりはるかに便利で長期クルージング仕様に変わっています
ホットシャワーを取り付けた理由は「やった後で局部を綺麗にするのが目的のようですが・・・」
いずれにしても・・・後、エンゲルの冷凍冷蔵庫とソーラーパネルが載れば完璧になっています。
皆さんに是非見せてあげたいと思うくらい充実してるんですよ。
それ以外に常繋留場所を作るのにロープ代、錨、ブイなどの費用が掛かっています。
簡単に目安として言えば・・どんなヨットを買っても自分の好みに改造したり、整備するのに20~30万円は必要です。
常繋留場所を作ったり、名義変更や船舶検査、船底塗装等に最初は20万円位予算を組んで置くべきでしょう。
後は一ヶ月の維持費が5千円ほどだけど・・・一万円づつ積み立てれば・・・夢がより広がると思います
後はエンジンで走った場合の燃料代なんですが・・・このサイズのヨットはYSー8か2GMのエンジンなので八時間エンジンだけで走っても軽油10~20リットル位の消費でしょう
勿論帆で走ればタダですが・・・
高いと思うか安いと思うかは・・・人によってですが・・・
幾らヨットに乗っても・・・「自分のヨット」を持たなければ永遠にヨットの本当の愉しみを知らずに終ります。
「自分のヨット」で眠ってみてください。ヨットが色々と囁きかけてきますから・・・・
明日はヨットの操船について書きたいと思います
今日の僕は・・・美由紀が「同じプールに来るな」と言うので・・昔「羽ノ浦町」にプールがあったのを思い出して行って見ました。
が・・・美由紀が行っているプールがあるので7月から9月の3ヶ月以外は閉鎖してるんだそうです
館内をウロウロしてたら・・・ミュージカル「裸の王様」が2月17日にそのホールであると書いてあるのを見つけたから
クルージングの出発を一日遅らせる事にして・・・
慌てて申し込みに行くと・・・最後列とその前しか席が残っていませんでした
迷ったんですが・・・美由紀に相談しないと・・「怒られる」ので買わずに戻って来たんですが
こんな田舎に住んでいると、例え二軍、三軍であっても滅多に来ない劇団四季の公演だから・・・行くことに決定
60歳以上はカットのみ千円の散髪をしてきました
昨日書いた小型船舶検査と小型船舶免許の費用で腰が引けてしまった方々もいるのでは無いかと心配なんですが
しかし必要な費用はまだ少しあります
平均的なヨットの場合、一年に一度は陸揚げして船底に貝や海藻を付きにくくする塗料を塗るのと、プロペラやキールの電蝕を防ぐ為に「防蝕亜鉛」を付け替えなければなりません。
陸揚げ「上架」は一般的にマリーナでするんですが、費用は30フィートのヨットで大体3万円位掛かります
船底に塗る塗料は国産の安いものなら1万円程です。
防蝕亜鉛はプロペラだけなら2千円位。キールにも付けている場合はプラス4千円必要です。
船底塗料は「自己研磨型」と呼ばれるもので自然に少しづつ剥離して付いている貝や海藻を落とします。もしこの塗料を塗ってなければ約半年でプロペラはダンゴ状となりエンジンを回しても全く走らなくなります
船底全体にも貝が付き、プロペラを潜って綺麗に掃除しても付着物の抵抗で速度は半分になります。
そんな事で普通は一年に一度は陸揚げして船底塗料を塗るわけです
しかし実際はそれで一年全く心配が無いかと言えば・・・それほど甘くなくて・・・途中で一~二度位は潜って簡単に掃除してやる必要があります。
でもこれは泳ぎや潜りに行った時に「ついで」にすれば良いのでそれほど心配は要りません。
これで殆ど全ての費用を書きました。
例をとって復習すれば・・・30フィートのヨットを買ったとします。
それを北は北海道から南は沖縄まで(韓国も含む)自由に行ける「全沿海」で検査を受け続けるとした場合に上架費用なども含み年間幾ら「維持費」が必要か計算してみます。
6年に一度の検査で「沿海セット」を買い換えなければなりません。これが4万円。
検査費用が3年目の中間検査で12000円と六年毎の本検査(この時に上架が必要なのでそれに合わせて船底塗料も塗る)で25000円。
小型船舶免許の書き換えが5年に一度だから年間二千円。
その結果、上架費用3万円+船底塗料他2万円+沿海セット七千円+検査費用6千円+免許書き換え2千円で年間の維持経費(一部割り算した)は6万5千円となり一ヶ月だと約5千円です(ヨットの大きさによって上架費用と船底塗料が変わってきます。例えば大きいホロホロの場合44フィートなので上架費用が10万円、船底塗料も8万円位かかります。逆に小さければ安くなりますが他は同じです)
ここで50万円のヨット(ヤマハ29フィート、センターコクピット、ジブファーラー、ホイルステアリング用オートパイロット付き)を買った「マハリン」を例にあげますと・・・
このヨットが異常に状態が悪いのを買ったので整備費用が異常に掛かっています。(買ってはいけないヨットだった?しかし良いオートパイロットとジブファーラーが付いていたのと生産数が少ない乗りやすいクルージングタイプだった)
その上に長期クルージングをイメージしたので大型バッテリーを三個備えたり、発電機を大きくしたり、船内の水道を電動にしてホットシャワーが使えるようにしたり、多くのものを新品に交換したのと改造や増設をかなりしたので合計で50万円掛かりました
その代わりエンジンも全てのホース類もピカピカだし、新艇よりはるかに便利で長期クルージング仕様に変わっています
ホットシャワーを取り付けた理由は「やった後で局部を綺麗にするのが目的のようですが・・・」
いずれにしても・・・後、エンゲルの冷凍冷蔵庫とソーラーパネルが載れば完璧になっています。
皆さんに是非見せてあげたいと思うくらい充実してるんですよ。
それ以外に常繋留場所を作るのにロープ代、錨、ブイなどの費用が掛かっています。
簡単に目安として言えば・・どんなヨットを買っても自分の好みに改造したり、整備するのに20~30万円は必要です。
常繋留場所を作ったり、名義変更や船舶検査、船底塗装等に最初は20万円位予算を組んで置くべきでしょう。
後は一ヶ月の維持費が5千円ほどだけど・・・一万円づつ積み立てれば・・・夢がより広がると思います
後はエンジンで走った場合の燃料代なんですが・・・このサイズのヨットはYSー8か2GMのエンジンなので八時間エンジンだけで走っても軽油10~20リットル位の消費でしょう
勿論帆で走ればタダですが・・・
高いと思うか安いと思うかは・・・人によってですが・・・
幾らヨットに乗っても・・・「自分のヨット」を持たなければ永遠にヨットの本当の愉しみを知らずに終ります。
「自分のヨット」で眠ってみてください。ヨットが色々と囁きかけてきますから・・・・
明日はヨットの操船について書きたいと思います
今日の僕は・・・美由紀が「同じプールに来るな」と言うので・・昔「羽ノ浦町」にプールがあったのを思い出して行って見ました。
が・・・美由紀が行っているプールがあるので7月から9月の3ヶ月以外は閉鎖してるんだそうです
館内をウロウロしてたら・・・ミュージカル「裸の王様」が2月17日にそのホールであると書いてあるのを見つけたから
クルージングの出発を一日遅らせる事にして・・・
慌てて申し込みに行くと・・・最後列とその前しか席が残っていませんでした
迷ったんですが・・・美由紀に相談しないと・・「怒られる」ので買わずに戻って来たんですが
こんな田舎に住んでいると、例え二軍、三軍であっても滅多に来ない劇団四季の公演だから・・・行くことに決定
60歳以上はカットのみ千円の散髪をしてきました