喜多院法興寺

住職のひとりごと

卵子だけの子マウス誕生、成功率4割達成…東京農大教授ら

2007-08-20 11:20:28 | Weblog
読売新聞
 {精子なしで卵子だけを使って、40%以上の高い確率で子マウスを誕生させることに、東京農業大の河野友宏教授(動物発生工学)らが世界で初めて成功し、20日の米科学誌「ネイチャーバイオテクノロジー」電子版に発表する。

 生殖に雄が要らない「単為発生」と呼ばれる技術で、雌雄を決定する精子がかかわらないため、雌のマウスしか誕生しない。河野教授らは2004年に、哺乳(ほにゅう)類では世界初となる単為発生マウス「かぐや」を誕生させたと公表している。

 遺伝子改変を伴うため、ただちに人間には応用できない。だが、マウスの体外受精に匹敵する高い確率で子マウスを誕生させたことで、男性なしでも人類が子孫を残していける可能性がより現実味を増し、生命倫理での議論を呼びそうだ。}

 「単為発生」と呼ばれる技術で卵子だけを使って、40%以上の高い確率で子マウスを誕生させることに、東京農業大の河野友宏教授(動物発生工学)らが世界で初めて成功した。生殖に雄が要らない「単為発生」と呼ばれる技術で哺乳類では世界初となる単為発生マウスを誕生させた。人間でも雄なしで子孫が継承できたら、大変だ。男の存在が危うくなった。


インスリンを妨げる物質発見=脂肪細胞膜上、新治療法期待-東北薬科大

2007-08-19 08:14:26 | Weblog
時事通信
 {メタボリック症候群(内臓脂肪症候群)により、血糖値を下げるインスリンの働きが低下し、2型糖尿病の発症に至る過程で、脂肪細胞膜にある糖脂質「ガングリオシド」が関与することを、東北薬科大の井ノ口仁一教授らが発見した。18日までに米科学アカデミー紀要電子版に発表した。

 同教授らは、ガングリオシドの生成を阻害する物質「PDMP」を合成し、インスリンの作用低下を防ぐことにも成功。2型糖尿病の新治療法開発につながると期待される。} 

 メタボリック症候群によりインスリンの働きが低下し、糖尿病になる過程で、脂肪細胞膜にある糖脂質「ガングリオシド」が関与することを、東北薬科大の井ノ口仁一教授らが発見した。さらにガングリオシドの生成を阻害する物質「PDMP」を合成し、インスリンの作用低下を防ぐことにも成功。今後はメタポからの糖尿病に特効薬として期待される。

「メタボ侍」急死 減量作戦の伊勢市課長 休暇でジョギング中

2007-08-18 07:02:52 | Weblog
産経新聞
 {三重県伊勢市で「七人のメタボ侍 内臓脂肪を斬(き)る!」と題して市幹部らが減量に挑戦する企画に、市長らとともに参加していた同市健康福祉部の男性課長(47)が、運動中に倒れ死亡していたことが17日、分かった。

 伊勢署などによると、課長は休暇中の14日午前、Tシャツと短パン姿で自宅近くの路上に倒れているのを通行人に発見されたが、既に死亡していた。死因は虚血性心不全で、ジョギング中だったとみられる。

 この企画は生活習慣病予防をPRするため森下隆生市長(57)が発案。メタボリック症候群の疑いのある幹部7人が、保健師から食生活や運動のアドバイスを受け、減量に挑んでいた。課長は腹囲が100センチあり、「10センチ減」を目標としていたが、保健師に急激な減量をいさめられていたという。

 同市の中北幸男健康福祉部長は「死亡と減量の因果関係はなく、減量のために運動すること自体は健康に良い行為」と述べた。}

 三重県伊勢市では、生活習慣病予防をPRするため「七人のメタボ侍 内臓脂肪を斬(き)る!」と題して、森下隆生市長が発案。幹部らが減量に挑戦する企画に、参加していた同市健康福祉部の男性課長(47)が、運動中に倒れ死亡したと言う。この暑いさなかに、減量のための運動は自殺行為だ。市長が発案とあって、拒否できなかったのか。誠に残念である。







振り込め詐欺の金を横取りした会社役員2人逮捕

2007-08-14 06:57:15 | Weblog
朝日新聞
 {振り込め詐欺に使われることを想定し、携帯電話で利用できる銀行口座をあらかじめ他人に売っておいて、詐欺の被害者から口座に振り込まれた金を横取りしたとして、神奈川県警捜査2課は13日、東京都八王子市松木、会社社長森本哲郎(22)と同市下柚木2丁目、同社役員寺下政成(22)の両容疑者を電子計算機使用詐欺と組織的犯罪処罰法違反の疑いで逮捕した。

 調べでは、森本容疑者らは5月11日、架空請求詐欺の被害に遭った新潟県の女性(21)が数回にわたって計90万円を振り込んだ地方銀行の口座から、携帯電話のモバイルバンキング機能を使って全額を別の口座に振り替えてだまし取った疑い。

 森本容疑者らはインターネットなどで不正に購入した口座を氏名不詳の者にネットでパスワード・暗証番号つきで転売していた。森本容疑者らは、振り込め詐欺に口座が使われると予想し、携帯電話などで入金状況をチェックしていたという。

 だまし取った現金をキャッシュコーナーで引き落としていたとして、同容疑で任意の取り調べを受けている男(23)は県警の調べに対し、「2000万円ほど下ろした」と供述しており、県警が調べている。}

 振り込め詐欺に使う、銀行口座をあらかじめ他人に売っておいて、詐欺の被害者から口座に振り込まれた金を横取りしていた。泥棒の上前をはねる悪辣な、犯罪を平気でしていた会社役員二名が、電子計算機使用詐欺と組織的犯罪処罰法違反の疑いで逮捕された。悪知恵の効いた犯人に言いたい、悪が栄えた試しがない。楽をして金を得ようとする事が今のはやりだが、金は汗水を流して得るものだ。世の中そんなに甘くはない。


がんのタイプ、色分けして診断=マルチカラーの蛍光薬開発

2007-08-12 09:19:34 | Weblog
時事通信
 {がん細胞やリンパ節に取り込まれ、さまざまな色で光る蛍光薬剤の開発に、米国立がん研究所(NCI)の小林久隆主任研究員らのチームが11日までに成功した。がんのタイプによって光る色を変えることができ、最適な治療法の選択などに応用できそうだ。9月の米分子イメージング学会で発表する。

 研究チームは、体内で動きやすいナノ(ナノは10億分の1)サイズの有機化合物に、わずかに構造を変えた蛍光色素をつけ、同一の物質でありながら異なる色で光る化合物を5つ作り出した。

 ただし、当てる光の波長もそれぞれ微妙に変える必要があるため、画像機器メーカーとの共同研究により、近赤外線エコーで1度に多色の画像を得られる撮影法を開発した。
 この化合物をマウスのあごや耳など5カ所に注射すると、リンパ液に乗ってリンパ節に集まり、5色に光る様子が観察できた。} 

 がんのタイプによって光る色を変えることで、さまざまな色で光る蛍光薬剤の開発に米国立がん研究所(NCI)が成功した。色分けして診断で、より的確な治療法の選択などに応用できそうだ。当てる光の波長もそれぞれ微妙に変える必要なため、近赤外線エコーで1度に多色の画像を得られる撮影法を開発したという。早く、実用化出来るよう期待したい。