喜多院法興寺

住職のひとりごと

がんのタイプ、色分けして診断=マルチカラーの蛍光薬開発

2007-08-12 09:19:34 | Weblog
時事通信
 {がん細胞やリンパ節に取り込まれ、さまざまな色で光る蛍光薬剤の開発に、米国立がん研究所(NCI)の小林久隆主任研究員らのチームが11日までに成功した。がんのタイプによって光る色を変えることができ、最適な治療法の選択などに応用できそうだ。9月の米分子イメージング学会で発表する。

 研究チームは、体内で動きやすいナノ(ナノは10億分の1)サイズの有機化合物に、わずかに構造を変えた蛍光色素をつけ、同一の物質でありながら異なる色で光る化合物を5つ作り出した。

 ただし、当てる光の波長もそれぞれ微妙に変える必要があるため、画像機器メーカーとの共同研究により、近赤外線エコーで1度に多色の画像を得られる撮影法を開発した。
 この化合物をマウスのあごや耳など5カ所に注射すると、リンパ液に乗ってリンパ節に集まり、5色に光る様子が観察できた。} 

 がんのタイプによって光る色を変えることで、さまざまな色で光る蛍光薬剤の開発に米国立がん研究所(NCI)が成功した。色分けして診断で、より的確な治療法の選択などに応用できそうだ。当てる光の波長もそれぞれ微妙に変える必要なため、近赤外線エコーで1度に多色の画像を得られる撮影法を開発したという。早く、実用化出来るよう期待したい。