朝日新聞
{「由布院温泉と湯布院温泉、どちらの表記が正しいのですか」。昨年10月、大分県の湯布院、庄内、挾間の3町が合併した由布市には、旅行誌の編集部などから問い合わせが相次いでいる。
もともと旧湯布院町は、55年に由布院町と湯平村が合併した時に新たに作られた町名。地元では、JR由布院駅がある盆地内を「由布院温泉」と呼び、湯平、塚原温泉も含めた地域全体を「湯布院温泉」と呼んで区別してきた。
今回の合併で表記はさらにややこしくなった。「石段のある古くからの温泉街」という一般的なイメージの地域を正確に表すと「由布市湯布院町の由布院温泉」ということになる。
由布市の名は公募で決まったが、由布院温泉観光協会は「新市名には由布も湯布も使わないで」と訴えてきた。「土地のイメージが拡散してしまう」からだ。
市は「旧挾間町には渓谷もあり、由布観光という面で幅が広がった」と利点を強調。だが、全国ブランドの温泉街を育ててきたという自負がある同協会は「名前だけで人が来るのではない」と今も納得していない。}
今日はNHKの朝の連載ドラマ「風のはるか」の舞台になった湯布院の記事が載っていたので紹介したい。由布院温泉と湯布院温泉はどっちが正しいと今問い合わせが殺到しているという。地元では、JR由布院駅がある盆地内を「由布院温泉」と呼び、地域全体を「湯布院温泉」と呼んで区別してきた。こんど合併で由布市が誕生で表記がさらにややこしくなった。由布院温泉観光協会は「新市名には由布も湯布も使わないで」と訴えてきたという。
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