喜多院法興寺

住職のひとりごと

「断ったつもりない」=病院と救急隊、意思疎通不十分-妊婦死産・奈良

2007-08-31 07:08:39 | Weblog
時事通信
 {奈良県橿原市の妊婦(38)を乗せた救急車が受け入れ病院を探すのに手間取り、妊婦が死産した問題で、最初に照会を受けた県立医大付属病院の産科医は「断ったつもりはなかった」と話していることが30日、分かった。同病院の産婦人科ベッドは1床空いていたが、救急隊は断られたと考え、別の病院を探したという。

 県健康安全局によると、救急隊は29日午前2時55分に、妊婦を収容し同病院に電話で受け入れを打診した。しかし、この1分前に別の妊婦が入院。産科医は事務員に対し「お産の診察中なので後にしてほしい」と話し、事務員は救急隊に「手術になるかもしれない」と告げると、救急隊は電話を切った。産科医は県に「断ったという意識はなかった」と説明している。

 救急隊は午前4時すぎ、同病院に再び照会。しかし、この直前に「大量出血した妊婦を受け入れてほしい」という別の電話があり、要請は受け入れられなかった。

 さらに、同医大高度救急救命センターに電話したところ、「全身の状態はそれほど悪くない。別の病院で対応してください」と断られた。妊婦は大阪府高槻市の病院に運ばれる途中の同4時45分ごろ容体が変わり出血、死産した。 }

 奈良県の妊婦を乗せた救急車が最初に照会を受けた県立医大付属病院の産科医は「断ったつもりはなかった」と話している。しかし、救急隊は断られたと考え、別の病院を探したという。緊急時に意志の疎通がないことに呆れた。病院側は断っていないと言うが、この場はYESかNOで答えるべきで、他の事情はいらない。病院側の詭弁としか思えない。最低の対応だと思う。この様なことがまた起きないよう研究すべきだ。

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