喜多院法興寺

住職のひとりごと

キヤノンは偽装請負を解消 労災や保険の責任明確化

2006-08-01 08:03:49 | Weblog
キヤノン、偽装請負一掃へ 数百人を正社員に (朝日新聞) - goo ニュース
共同通信
 {キヤノンは31日、請負業者が労働局の許可なく工場などに人材を派遣する「偽装請負」を年内に解消する方針を明らかにした。偽装請負は、安全管理や社会保険契約に関する責任の所在が不明確な上、労働者のリストラにもつながりかねないと判断した。

全国の労働局が2005年度に、キヤノンを含む約358社に偽装請負があると文書で指導していた。それを受けキヤノンは8月1日に対策委員会を開き、偽装請負の可能性がある部署を、人材派遣へ切り替えるほか、請負業者に保険加入の指導を徹底することにした。2万人以上の請負・派遣労働者から数百人を正社員雇用する。
請負業者は本来、労働者を使い受託した業務を実行する。だが偽装請負は、企業へ労働者を送り込むだけの実質的な派遣業。無許可の人材派遣は違法である上、雇用主がすべき社会保険への加入や安全管理の責任があいまいになる場合がある。}

 全国の労働局が2005年度に、キヤノンを含む約358社に偽装請負があると文書で指導していた。企業は正社員を減らし、賃金が安い派遣労働者を請負業者を通じ雇い、多くの利益を確保した。今回、キャノンでは派遣労働者から、正社員を雇用すること決めた。他の企業に先がけ正社員採用は、キャノンの勇気ある決断だと思う。この流れが普及することを希望する。

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