来月から上総薬師霊場会「寅年本開帳」を実施

　上総薬師霊場会では今年１０月１日から１ヶ月間「寅年本開帳」を実施する。このご開帳を前に、２１番札所のいすみ市岩熊の法興寺で、「上総薬師霊場特別法要」を霊場会会員寺院と、檀信徒１０８名が参加して、厳かに行われた。檀信徒は南無薬師如来と書かれたそろいの、「おいずる」（法被）着て特別法要に参列。般若心経と、ご詠歌をお唱えして、参列した皆様の健康と、「寅年本開帳」の成功を祈願した。

　この上総薬師霊場会は、１２年前の平成１０年に霊場会２８寺院で発足。１回目の「寅年本開帳」を実施している。富津市に１番から～７番の札所があり、君津市には８番～１２番札所、木更津市は１４番～１５番、袖ヶ浦市は１６番、市原市は１７番～１８番、長南町は１９番、いすみ市は２０番～２３番、御宿町は２４番、東金市は２５番、山武市は２６番～２７番、芝山町は２８番（結願寺）に上総薬師霊場が分布している。

　１０月のご開帳期間中に限り、秘仏薬師如来様を拝見できる。また、上総薬師霊場会の納経帳、掛け軸も用意され、なおご朱印された方には、特別散華を差し上げるという。
詳しくはホームページをみて下さい。http://orange.zero.jp/hokkoh/