喜多院法興寺

住職のひとりごと

ラグビーで釜石の選手に「震災で頭おかしくなった」と暴言

2011-10-13 06:28:13 | Weblog
10月13日付 編集手帳 読売新聞
 {世の中には聞き苦しい声がある。〈お前の声てえものはね、入梅どきに共同便所に 裸足 ( はだし ) で入って、出る途端に金貸しに出っ食わしたような声をしやがって…〉は落語でおなじみのセリフだが、悪声以上に聞き苦しいのは、ひとの心を傷つける声だろう。
◆「お前ら震災で頭がおかしくなったんちゃうか」。社会人ラグビーの試合中、横河武蔵野アトラスターズ(東京)の選手が釜石シーウェイブスRFC(岩手)の選手にそう言ったという。
◆アトラスターズは謝罪し、選手は所属する協会から出場停止処分を受けたが、何ともさびしい「声」である。
◆「セシウム牛は要りません」。こちらは大分県由布市の「由布院牛 喰 ( く ) い絶叫大会」で、某県議(県畜産協会長)の絶叫である。うちの牛肉は安全だぞ、と。
◆口直しならぬ“耳直し”に、記憶の中から「声」を引く。この春のセンバツ甲子園、創志学園(岡山)・野山慎介主将の選手宣誓より。「人は仲間に支えられることで、大きな困難を乗り越えられると信じています。がんばろう、日本。生かされている命に感謝し、全身全霊で正々堂々とプレーすることを誓います」}

 本人は何気なく発した言葉が、相手は非常に傷つく。9月25日に盛岡市で行われた社会人ラグビーの試合で、横河武蔵野のSH新川裕太選手が釜石の選手に「お前ら震災で頭がおかしくなったんちゃうか」と暴言を吐いていたと言う。関東ラグビー協会は「被災地域と住民を愚弄(ぐろう)する発言」だとして、同選手を9月26日から30日間の出場停止処分とした。スクラムの組み方をめぐって感情的になったのが原因で、言ってはいけない言葉を発してしまったのだろう。 「由布院牛 喰 ( く ) い絶叫大会」で、某県議(県畜産協会長)は「セシウム牛は要りません」と馬鹿なことを絶叫したのである。被災地を思いやる気持ちが微塵もない。自分の事しか考えない、淋しいい人だ。








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2 コメント

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…。 (大阪のラガーマン)
2011-10-13 12:31:49
高校時に全国大会で優勝して、今も京都の社会チームでラグビーをやっています。

この件については、非常に遺憾で許せないです。暴言を口にした選手は、是非ともラグビーを辞めて頂きたい。

この人は、ラグビーをする資格なんてありません。

本当に腹立たしいです。

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本音が出たんだね (小市民)
2011-10-13 12:34:23
横河武蔵野アトラスターズの新川祐太選手が、暴言を吐いた。スクラムの組み方をめぐって感情的になったということは、こいつは心の中では今回の震災の被害を受けた方々をバカにしており、その本音がポロッと出たんだね。人間として最低。リーグが出場停止処分を下したとしても、チームとしては除名すぐらいの意識はないのかね。鬼畜のような奴は人間社会にはいらない。あ、鬼畜といったら鬼や畜生(動物)が怒るか。
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