喜多院法興寺

住職のひとりごと

万能細胞で安全に脊髄治療=マウスで成功

2010-07-07 06:28:19 | Weblog
時事通信
 {さまざまな細胞に分化できる人工多能性幹細胞(iPS細胞)のうち安全なものを選んでマウスの脊髄(せきずい)損傷部位に移植し、運動機能を回復させることに、慶応大の岡野栄之教授と京都大の山中伸弥教授らの共同研究チームが7日までに成功した。論文は米科学アカデミー紀要電子版に掲載される。

 研究チームは、マウスの脳への移植実験で、6カ月経過しても腫瘍(しゅよう)を形成しないiPS細胞を選別。これを培養し、神経細胞のもととなる神経幹細胞に分化させた。

 この細胞を、脊髄を損傷させ後ろ脚が動かなくなったマウスに移植したところ、後ろ脚で立てるまで回復した。

 発行酵素を用いて画像で調べると、移植した細胞の約20%が損傷部位に定着し、シグナルを伝える電線に当たる細胞や、電線を覆う被覆に当たる絶縁性の層が再生していることが確認できた。}
 
 万能細胞でマウスの脊髄(せきずい)損傷部位に移植し、運動機能を回復させることに、慶応大の岡野栄之教授と京都大の山中伸弥教授らの共同研究チームが7日までに成功した。
脊髄を損傷させ後ろ脚が動かなくなったマウスに移植したところ、後ろ脚で立てるまで回復した。この技術が進めば、脊髄損傷で歩けない人に光明が差してきた。

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