喜多院法興寺

住職のひとりごと

菅再改造内閣発足したが、前途多難

2011-01-15 06:36:41 | Weblog
1月15日付 編集手帳 読売新聞
2011年1月15日(土)01:37
 {女の尻を追いかけ回す男を、「頑張れ、頑張れ」と仲間が 囃 ( はや ) す。落語『三軒長屋』である。その描写に「鈴ヶ森のような騒ぎで…」とある。
◆「鈴ヶ森」は東京の地名、江戸時代に刑場があったことで知られる。『古典落語 小さん集』(ちくま文庫)の解説によれば、「鈴ヶ森のよう」とは大声で声援することの形容という。罪人が 槍 ( やり ) で突かれるとき、街道を通る連中が「頑張れ」と声を掛けたことに由来するのだとか。
◆前門の野党のみならず、後門の党内不満組からも槍で突かれそうな不安を抱えて、菅再改造内閣が発足した。
◆「消費税」など政権の最重要課題を明確にしたのはいいとしても、いかんせん、人材払底の感は否めない。野党からの目玉閣僚の一本釣り、先の参院選大敗で責めを負った人の官房長官起用、参院議長経験者の入閣、78歳と高齢の官房副長官――という異例ずくめの布陣は窮余の一策ならぬ、四策、五策と映る。
◆とは申せ、外交・安全保障といい、財政再建といい、一国の浮沈を分ける内閣には違いない。槍ぶすまの待つ“鈴ヶ森”国会を前に、ここはやはり「頑張れ」と声を掛けておく。}

 菅再改造内閣は民主党から枝野官房長官、江田法相ら3人が新たに入閣し、社会保障・税制改革をにらんで与謝野経済財政相を党外から起用した。その他の閣僚11にんは留任した。与謝野経済財政相を「社会保障・税一体改革」起用したことに、民主党を応援した国民は納得できたのか、疑問である。、通常国会で2011年度予算案・関連法案を早期成立させれれるかも不安だらけだ。解散選挙があれば民主党は負ける。ガンバレとしか言いようがない。




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