喜多院法興寺

住職のひとりごと

長嶋、松井氏に国民栄誉賞

2013-04-03 10:59:30 | Weblog
4月2日 よみうり寸評

{何でもないサードゴロを捕って投げる。そんな動作の一つだけでもダイナミックだった。大きく空振りしてヘルメットが飛んだ◆一挙手一投足が絵になった。「長嶋で日本のプロ野球は初めてプロ野球になった」と言ったのは、背番号3を長嶋茂雄に譲った巨人軍の先輩、千葉茂さん◆その長嶋氏が愛まな弟子の松井秀喜氏とともに国民栄誉賞を受賞する。この賞の「広く国民に愛され、社会に明るい希望を与えた人物」として最もふさわしいスーパーヒーロー。だれもが納得、遅すぎるとも思う受賞だ◆長嶋選手のプレーにスタンドで何度も歓喜、テレビならデビュー戦の国鉄金田投手に4三振も、翌年の天覧試合、阪神村山投手からサヨナラホームランも見た◆〈キミは長島を見たか〉――集英社文庫の1冊。30年も前の刊行で無論、長島は長嶋。「私の“生きた証し”として、胸を張って言うことができる。〈私は長島茂雄を見た〉」と著者岩川隆氏◆同感だ。同時代に生きたことを誇らしく思える人の国民栄誉賞に喝采する。}


 国民栄誉賞は昭和52年に野球のホームラン世界記録を達成した王貞治選手(当時)の功績をたたえるため創設。長嶋氏はプロ野球を国民的なスポーツに発展させた功労者として「ミスタープロ野球」と呼ばれた。今回の国民栄誉賞するに対して、何の異論もない。しかし松井氏に対しては、年齢的に早いとか、師匠と弟子と一緒の受賞はおかしいと言う意見もあるが、本塁打王と打点王それぞれ3度獲得するなど輝かしい実績を残し、豪快な打撃スタイルから「ゴジラ」と呼ばれた。その後、大リーグ・ヤンキースで活躍するなど輝かしい成績を残したことを評価した結果だと思う。


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