喜多院法興寺

住職のひとりごと

「核なき世界」に弾み=オバマ外交の推進力に-ノーベル平和賞

2009-10-10 07:12:10 | Weblog
時事通信
 {【ワシントン時事】ノーベル平和賞という世界最高の栄誉は、オバマ米大統領が掲げる「核なき世界」などオバマ外交にお墨付きを与えたことを意味する。北朝鮮やイランの核問題、中東和平など困難な外交課題に対処する上で、同賞は大きな推進力となりそうだ。

 オバマ大統領はこのところ、アフガニスタンでの戦況悪化や医療保険制度改革で苦境に立たされていただけに、同賞受賞は最大の朗報と言える。
 オバマ大統領は、ブッシュ前政権の単独行動主義を改め、国連重視の国際協調路線にかじを切った。「核なき世界」や敵対する北朝鮮・イランとの対話外交を打ち出し、世界から称賛された。

 しかし、アフガンでは駐留米軍の犠牲者が過去最悪を記録し、米国内では増派の是非をめぐり国論を二分する議論となっている。北朝鮮・イランとの対話外交は遅々として進まず、暗礁に乗り上げた中東和平も打開のめどは立っていない。

 こうした中、ノーベル平和賞というお墨付きを得たことで、オバマ大統領はイランや北朝鮮に核問題解決を、イスラエルとパレスチナ自治政府には和平に向けた妥協をより強く促すことが可能になった。

 現職大統領、しかも就任1年目でのノーベル平和賞は極めて異例で、「早過ぎる」との声も上がっていた。こうした声を押しのけたのは、オバマ外交への国際社会の大きな期待だ。大統領は最高の栄誉とともに、重い責務を背負うことになる。}

 現職の米大統領がノーベル平和賞を授与されるのは、1906年のセオドア・ルーズベルト氏、19年のウッドロー・ウィルソン氏に続き、90年ぶり3人目となる。しかも就任して直ぐのノーベル平和賞は極めて異例、しかし4月にはプラハで演説した「核兵器を使用した唯一の核保有国の道義的責任」として、核廃絶に努力する決意を宣言が、ノーベル平和賞に値すると賞賛されたと思う。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿