喜多院法興寺

住職のひとりごと

「平泉は復興の象徴に」 世界遺産登録内定

2011-05-08 06:38:02 | Weblog
 {地元は前回の国際記念物遺跡会議(イコモス)の勧告を踏まえ、登録戦略を練り直した。構成資産を絞り込み、講演会などで平泉への理解を深めた。岩手県は、登録後の1年を「いわて平泉年」として発信する用意もしていた。その矢先に大震災に見舞われた。死者は4368人、行方不明者は3299人にのぼる(6日現在)。

 達増拓也知事は「平泉は戦乱の時代から東北が復興する中心だった。その歴史的経緯からも震災復興の象徴になると思っていた。復興を歴史的、国際的なこととして力強く進めていく励みになった」と述べた。中尊寺の菅野澄順(ちょうじゅん)執事長は「奥州藤原氏以前から、ともに暮らしその文化を育み守ってきた『みちのく』が未曽有の大震災に見舞われました。東北、日本復興の励みとならんことを祈念し、正式登録の吉報まで一層の支援をお願いします」との談話を出した。}

 文化遺産候補「平泉」と、自然遺産候補「小笠原諸島」が、いずれもユネスコの世界遺産に登録されることとなった。3年前の「平泉」の世界遺産登録は見送られ、今回は構成資産を絞り込み再チャレンジになった。奇しくも、東北地域が未曽有の大震災に見舞われ多数の死者が出た。東北の震災復興の象徴になると信じる。これで落ち込んでいた、平泉に観光客が戻ると思う。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿