喜多院法興寺

住職のひとりごと

警視庁、ウイルス検査せず…発信元特定で逮捕

2012-10-19 06:35:28 | Weblog
読売新聞
 {インターネット上でなりすましの犯行予告が相次いで書き込まれた事件で、警視庁が今年9月、福岡市の無職男性(28)を逮捕する際、送信元のIPアドレスが一致することなどを理由に、パソコンのウイルス検査など必要な捜査をしていなかったことが同庁幹部への取材でわかった。

 遠隔操作型ウイルスの存在を想定していなかったためで、9月下旬に大阪、三重両府県警の事件でウイルス感染による遠隔操作の疑いが発覚して初めて実施したという。IPアドレスによる容疑者割り出しを重視してきたハイテク犯罪捜査の限界が浮き彫りになった形だ。同庁は釈放した男性から19日に再度、事情聴取し、誤認逮捕だったと確認されれば、男性に謝罪する。

 捜査関係者によると、8月27日夕、お茶の水女子大付属幼稚園に脅迫メールが届き、同庁捜査1課が送信元を調べて、IPアドレスから男性のパソコンを割り出した。当初、男性は否認したが、捜査員から「このパソコンから送信されたのは間違いない」などと迫られると容疑を認め、9月1日に威力業務妨害容疑で逮捕された。

 同庁はこの際、脅迫メールが送られた時間帯に男性が自宅にいたことは確認したが、パソコンがウイルスで遠隔操作される可能性は想定していなかったため、ウイルス対策ソフトでのチェックは行わなかった。}

 警察はインターネット犯罪に対し、今回の遠隔操作型ウイルスの存在すら知らなかった。容疑者を精神的に自供させた、捜査の手法は容認できない。本当の犯人からパソコンを遠隔操作して脅迫文を送った、一連の犯行を報道機関にメールしてきた。警察を侮辱さえるための犯行である事を認めた。警察は速やかに誤認逮捕した容疑者に謝るべきである。インターネット犯罪の捜査を専門知識の職員を養成しないと、警察が馬鹿にされる。