喜多院法興寺

住職のひとりごと

初メダルの卓球女子団体は「銀」

2012-08-08 06:34:38 | Weblog
(時事通信) 8月8日 6:07
 {個々の力の差が大き過ぎた。女子の日本は、シングルスの金銀メダリストを擁する中国に決勝で敗れ、五輪の卓球で日本勢初のメダルは「銀」になった。現在の中国との力関係は明確だった。

 1番手の福原が一矢を報いた。シングルス金メダルの李暁霞から第2ゲーム終盤、得意のバックハンドを繰り出して6点を連取し奪った。それが精いっぱい。2番手の石川はシングルス銀メダルの丁寧に力負け。結局、0―3の完敗だった。

 19歳の石川は「技術、精神面で強くなって、4年後に中国に挑戦したい」と誓った。

 北京五輪で4位に終わってから、日本は悲願の初メダル獲得のため、4年計画でシンガポールと韓国を破ることに心血を注いできた。福原と平野に、急成長した石川。準決勝でシンガポールを破ってメダルを確定させ、思いは実っていた。

 戦略的に相手をかく乱するため、団体戦で1試合あるダブルスは3人がどの組み合わせでも力を出せるように強化を図った。北京五輪の3位決定戦で屈した韓国を倒すために、カットマン対策も重視。その練習に割く時間は「全体の半分以上」(福原)、「3日に1度から、1日に1度」(石川)へと増やした。

 しかし、裏を返せば、打倒中国のための対策まで手が回らなかった。ただでさえ高速のラリーの中で回転を微妙に変え、男子並みの球質で迫ってくる中国の圧倒的な強さ。村上監督は「技術が進化し、パワーも増している。追い付くのは容易ではない」と現実を直視した。日本は4年で階段を一つ上った。次の一段は、とてつもなく高い。(時事)}

 卓球女子団体の準決勝でシンガポールを倒し、日本に悲願の初メダルをもたらした感激が会場全体に広がった。北京五輪は3位決定戦で韓国に敗れてメダルを逃した。4年前に福原選手とともに悔し涙を流した。中国に敗れたが、初メダルが銀はすごいことだと思う。愛ちゃんほか日本女子卓球団体はみな頑張った。