喜多院法興寺

住職のひとりごと

「解けない」はずの次世代暗号、解読

2012-06-19 06:21:24 | Weblog
読売新聞
 {解読に数十万年かかるとみられていた「ペアリング暗号」を、コンピューター21台を使って148日で解くことに情報通信研究機構と九州大などのチームが成功し、18日発表した。

 暗号は278桁で、解読の世界記録。この暗号は、解読がほぼ不可能な次世代の暗号として有力視されているが、チームは「思ったより 脆弱 ( ぜいじゃく ) であることが実証された。より大きい桁数の暗号を使う必要がある」としている。

 クレジットカードを使ったネットショッピングなどでは、重要な情報が漏れないようにするため、暗号を使った通信が行われている。解読技術やコンピューターの進歩につれて情報漏れの危険が高まり、より安全性の高い新暗号が必要になる。しかし、研究チームはペアリング暗号を解読する新しい「攻撃法」を開発した。}


 これまで解読に数十万年かかるとされてきた次世代暗号の「ペアリング暗号」を情報通信研究機構と九州大、富士通研究所は148日余りで解いたと発表した。
 この暗号は、2001年に開発された「離散対数問題」という桁数が増えるほど解読に膨大な計算が必要。今回の解読でさらに桁数を増やすなどの対処が必要となった。