チャリ乗り文造の備忘録

~釣りとロードとベガルタと~

あれから8年、ベガルタも随分と成長しましたね。

2013年11月27日 12時35分46秒 | チャリの話、ライドとかグッズとか。
8年前の11月27日は日曜日でした。
その日は親父の亡くなった日です。

その前日、11月26日の土曜日はベガルタ仙台はホーム最終戦、対京都戦。

その年のベガルタはJ2で、都並氏を監督に招聘し、前半のグダグダ感があったものの3位に付けていました。
当時は1、2位はJ1へ自動昇格し、3位はJ1の16位チームと入れ替え戦と云うシステム。
4位の甲府とは勝ち点差1、得失点差は7程ベガルタがリードしていたと思います。
甲府の勝敗にも依りますが、既にJ1昇格を決めていた京都に勝てば入れ替え戦はほぼ決定と云うゲームでチケットはプラチナ化してましたね。

当時の私は福島県郡山市に住んでましたが、試合前日の金曜日は仕事が手に付かず、の状態でした。
そんな金曜日の夕方、一本の電話が・・・。
親父の具合が良くないと。
数ヶ月前からもう長くはない事は解っていたので特段驚きもしませんでした。
と云うより悪魔が私の耳元で囁きます。
「土曜に仙台で試合を見てから関西に戻ってもイイんじゃない?」
まあ、必死で悪魔の囁きを振りほどきましたが、プラチナチケットをどうするか?
結局、掲示板に私のメルアドを晒しチケット購入者を募りました。
直ぐに買い手は見つかり、定価で、それも送料無料で送りました。
通常は入金確認後に商品発送が当たり前です。
しかし時間が無く、最悪代金が振り込まれてなくてもイイや!一人でもスタジアムに駆け付けてくれたらイイや!と云う仏の心でしたね。
結局、1週間後位に確認すると入金されてました。

翌日関西に着くと、病院に直行し意識の無い親父のベッド脇に座ってました。
が、手には携帯を握り締め試合の状況をチェックしてましたね。

そのゲームは結局、仙台は京都に負け、甲府も既にJ1昇格を決めていた福岡に負け。
12月3日の最終戦は逆に仙台がアウェイで福岡と、甲府はアウェイで京都との対戦。

このゲームで都並監督は甲府が勝っている状況を知っているにも拘らず、選手の交代を全くやらない消極的采配。
結果は仙台は引分けて甲府は勝ち、入れ替え戦は甲府が進出。
それから尾ひれが付いて、都並氏は勝ち点の計算、と云うか算数が出来なかったとか、様々な状況を試合前に考える際に甲府が勝つ事を全く想定していない無能監督だとか言われてました。

甲府は入れ替え戦に進み、FWバレーの活躍で柏を破りJ1昇格。
仙台は都並と契約更新はせずにその後もJ2暮らしを余儀なくされました。

仙台で初監督だった都並氏も、これでケチが付いたのか、その後セレッソ監督を引き受けるも途中解任等不遇の監督人生を送ってます。

あれから8年か~。
都並監督時代のコーチは現在の手倉森監督。
その手倉森監督は今年限りで五輪代表監督に転出。
ベガルタもJ1に定着するようなチームになりACLにも参戦出来るチームになりました。

そんな歳の流れをしみじみと感じる11月27日でした。
今日はしんみりと酒でも飲みましょうか。

コメント
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