うべプラネタリアン

プラネタリウム解説の活動を通じ、いろいろ感じたことをさまざまに語りたく....

たて座....(C29)

2007年08月18日 13時30分04秒 | 新・星座物語
星空かんさつ会で、古谷竜一くん(岬小6年)の寄せてくれた作品。

たて座
昔あるところで、戦争に備えて、盾が作られました。
どんな槍や刀も防ぐようにがんじょうで立派な盾でした。
...そして、やはり、戦争が起こりました。
盾はその戦で使われ、何度も何度も攻撃を受け、何とか守りきりましたか、ついに壊れてしまいました。
大神ゼウスは、その壊れた盾を直して、天の川のほとりに置きました。
「たて」はそのまま星座になりました。

星座物語は、ギリシャ神話がベースになっているが、たて座は新設星座で、具体的な史実に基づいていて、
キリスト教国家を守り抜いたオーストリア王を記念した星座とされている。
古谷くんは、戦の準備に、矛ではなく盾を作ることで、守りの象徴としてとらえている。
こんな姿勢にも、現代の少年のナイーブな優しさを見てしまうのだが、うがちすぎか。