うべプラネタリアン

プラネタリウム解説の活動を通じ、いろいろ感じたことをさまざまに語りたく....

宇宙人はいますか....(147)

2007年08月08日 20時30分56秒 | うべプラネタリアン
という質問は、定番中の定番。
質問する方も、「いません」という答えは期待していない。
「います」と断言するこちらもこちらだが、実際、「いる」と答えた方が、謎が広がってよろしい。
星の世界の話では、何事であれ“否定”はありえない。
否定してかかるほど、人類は思い上がってはいけない。

ある時、ある少年を、私は強くたしなめた(らしい)。
さほどとは思わなかったのだが、側にいた武末くんは、「おじさんが叱るのを初めて見た」と驚いて語ってくれた。
その言葉に私が驚いた。
武末くんとはあんなに長い間いっしょにつきあっていて、彼の前で、他の子に否定的な強い言葉を
言うことかなかったんだと、子ども達を叱ることがなかったんだと、それが確認できてうれしかった。
星の下では何をしても許す、と断言することは、かなり気力のいることだ。
それを実践して、よりよい方向にもってゆくことは、もっと体力のいることだ。
それを保ち得たことは、自分を褒めてもいいのではないか。
何事も決して否定してかからない、こりゃぁ大変なことだ。
学童保育の、星好きでもない子ども達の前で、決して叱らず、どんなに勝手に騒ぐ子共達にもそれなりの
おもしろさを見いだしてゆくことは、結構気骨が折れることなのだ。

画像の花は、今からの秋の花。写真としての出来はよくないが、何という花かご存じかな。

しばらく更新しなかった...(146)

2007年08月08日 10時01分59秒 | うべプラネタリアン
体調をこわしたわけではない。
甥が3日間宇部に来ていたので、毎日飲んで、PCの前に座る余裕がなかった。
甥、大山仁史。ICU 4年、就職も内定し、夏休みは韓国に、友を尋ねてゆっくり旅をするというので、
釜山に渡る途中立ち寄ってくれた。昨夕、下関から、風のように船旅に発った。
身内にこんな好青年がいたのかと目を見張る感がする。
よく飲み、よく食い、時に辛辣、時に繊細、充分皮肉、充分素直。

さて、今週末の一大イベントに向けて、気力体力を充実しなければならぬ。
やることが多いのに、プラネタリウムも連日30名を越す人出。
FMきららの放送とか、夏休み学童保育の移動教室とか、老人会へ星のお話とか、
まぁ忙しいの何の。夏休みこそ大忙し。
忙しいという字は心失うと書く。本当に心失わぬよう気ぃつけよう。