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勤労感謝の日

2023年11月23日 06時43分36秒 | イベント

11/23(木㊗️)  4℃    晴れ⛅

 おはようございます。
 今日、11月23日は勤労感謝の日です。
 「勤労感謝の日」の意味は現在の祝日法によれば、
「勤労をたつとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう」となっていますが、私は似島アイランドフェスタと言う公民館祭が開催されるので、祝日でありながら仕事に出ています。

 勤労をたっとび・・・て、何もこの日に限らずいつでもそうじゃないかという気がしますが、ならなぜこの日が勤労感謝の日になったのか調べてみました。
 ポイントとなるのは「生産を祝い」にありそうなのでその当たりから調べてみました。
 勤労感謝の日は戦前もまた祭日で「新嘗祭(にいなめさい)」でした。新嘗祭の意味は、
 「天皇が新穀を天神地祇に勧めて神を祀り、身ずからも食す」
 とありました。その年に収穫された穀物(新穀)を神に勧め神を祀る行事ですから、現在の勤労感謝の日の「生産を祝い」と結びつくんですね。
 こう考えると、勤労感謝の日の「勤労をたっとび」はこの収穫をもたらした「一年の勤労を尊ぶ」という意味と結びつくことになりそうです😅。
 勤労感謝の日の意味やその日付を考えるのは、そのまま新嘗祭の意味や日付の意味を考えること同じになると思いますので、古そうなので新嘗祭から探ってみることにしました。

 新嘗祭(にいなめさい)
 新嘗祭の語源は「新饗(にいあえ)」と考えられており、戦前の新嘗祭の説明では、「天皇が神々を饗応する」とありました。
 戦後はこの新嘗祭は皇室典範に記載された儀式から外れたみたいですが、皇室においては重要な宮中行事として継続されています。
 恒例行事なので、たぶん今夜のニュースで報道されると思います。
 新嘗祭の歴史を調べたらけっこう古く、日本書紀では「天武天皇六年(AD 677)十一月乙卯の日」に行った記録がありました。
 新嘗祭で捧げられるお米、粟は各都道府県毎に 2軒の農家が選ばれてこれを献納されてるそうで、今年夏から秋頃だったかな?農家を騙して皇室に献上する果物等を搾取して捕まった人がいましたね。
 騙されないようにしないといけません😡。
 新嘗祭に似た名称で神嘗祭(かんなめさい)と言うのが出てきました😅。
 新嘗祭も戦前は祭日だったようです。神嘗祭は皇祖である天照大神を祀る伊勢神宮に天皇が幣帛(へいはく)を捧げ、宮中からこれを遙拝する儀式だったようで、神嘗祭は伊勢神宮で行われ、10月15~16日(外宮)、16~17日(内宮)でその年に収穫された穀物や酒などを天照大神にお供されてるとのこと。
 違いは、神嘗祭が「神に供える」だけなのに対して、新嘗祭は「神を祀り、自らも食す」という点でした。
 ここからは、神話の話になりますが、日本の神話によれば、天皇は天照大神の子孫なので、天照大神から国に実りをもたらす豊穣の力を受け継ぐものと考えられますね。皇祖である天照大神に新穀を捧げるだけではなく、自らもこれを食すことによって新たなる力を得、次の年の豊穣を約束する行事であると考えられていたのではないでしょうか?
 よく似た行事である事には間違いないみたいです。

 では、新嘗祭の日付はどうして決められたのか?。
 新嘗祭の日付が11月23日に固定されたのは明治 6年。それ以前は11月の 2番目の「卯の日」が新嘗祭の日と定められていました。明治 6年は日本が現在の新暦を採用した年で、それ以前から行われていた新嘗祭は旧暦の月日だったたと言うことです。
 明治 7年以後は明治 6年の「11月23日」の日付を変更せずに固定して現在に至ったようです。
 ここで旧暦の11の行事で思い出すことがあるのは「冬至」。
 カボチャ🎃食べて、健康第一で過ごしたいですね。
 私はカボチャスープが好きです😄。


 温かくして過ごしましょう。

 

PS 車の燃費モニター、やっぱり0のまま。色が変わるとかなるかなぁって思いましたが変わらずでした。


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