憩う、楽しむ 広島・湯来通信 

広島市中心部から1時間。新たな交流・体験エリアである湯来地区の最新情報。天然温泉と豊かな自然が皆様をお待ちしています。

心の中・・・

2012年07月05日 07時20分33秒 | 民話
7/5(木)21℃      


 おはようございます。


 なぜか、どこか、お天気同様に体調不良からか、今朝は気持ちがスカッとしていません。

 梅雨シーズンですから仕方ないと言えば仕方ないんでしょうけど、何か、気分転換になることや気力が満ちてくるような楽しいことがありませんか????あれば是非、おすそ分けをお願いします。


 今朝は久しぶりに、湯来に伝わる民話『鍋石の奇水』です。


 大森から水内川に流れる谷川の途中の川底一面に大きな石があります。
 むかし、弘法大師がここを通られた時、凹(くぼ)んだ石に鍋をかけ、食事をされたところから、ここを鍋石と名付けられました。
 その時、そばに箸を立てられました。その箸は逆さまだったそうですが、そのまま生えつきました。大きくなった木の枝はすべて下向きになっていたと言ううことです。人々はこの木のことを弘法杉と呼び、名物になったと言うことです。
(実際は、「川を流れる水による侵食で、川底の岩盤が削り取られ凹凸になり、鍋がかけられるようなへこんだ場所ができていることから」が最有力説です。杉の根っこも現存しています。)
 また、身体を洗われた所をたらい岩と言い、川底の大きな平岩に凹があり、弘法大師の足跡だと言われていました。
 江戸時代の藩絵師の岡 目民イ山(おか みんざん)によって書かれた「都志見往来日記」には、鍋石のことが風景画と共に次のように書かれています。
 『下伏谷より鍋石に至る。谷川の向こうに明神杉一本あり、根は広がり、岩をからみ、枝や葉は谷川を覆っている。この谷川の底のすべて一面が大石である。杉の木の下流の底の大石に二つのくぼみがある。これを釜石・鍋石と言っている。石は三尺(約1メートル)余り、この釜石を洗って雨乞いをしていた。洗う人は蓑傘をつけ「大雨じゃ、やれうるさ、やれうるさ」と言って雨乞いをすれば雨が降ると言っている。そのわきに、馬のひづめ跡が一つあり、枕石がある。ここから、十間(約20メートル)ばかり下に、厳島明神の小社がある。その社の後より泉が流れ落ちている。これを眼洗水と言って眼を病める人がこの水で眼を洗い、平癒したと言う。この水は清泉鏡の如し、青黒き石の間から伝わって流れているのに、この水逃れた跡は赤く鮮やかで朱のようである、奇(めずらしい)とすへし』。


 民話には、実在する場所に昔から伝わる言い伝えや史実、想像の世界をはるかに超えたおとぎ話など色々。皆さんの近くにも言い伝えや史実はありませんか?次回の湯来に伝わる民話は『きゅうし山』です。お楽しみに。


 もう、まとまったホタルの飛翔が観察できる「見頃」のピークが過ぎ去ったみたいで、日ごとに目撃数が少なくなっています。それに、飛び方も元気良くスイ~スイ~から今朝の私のように見るからに元気がなくなっていて、今週末まで大丈夫かなっていう現状になってきました。お天気具合を気にしながら、ホタルを見たいって方はお早めにどうぞ。



 先週の日曜日に、「讃岐うどんが食べたい」って思い立ち、四国香川県まで出かけてきたことは書き込みしてたんですけど、「どうして行きたくなったか」を書き込んでなかったので、チョッとだけゲロしておこうと思います。


 人間ドック受診のことも少し書き込みしましたけど、病は気からじゃありませんが、数ヶ月前からフラフラっとしたり、胸が急に痛くなったり(恋愛の、胸キュンなら大歓迎なんだけど・・・)、何が原因か特定することのできないもやもやな日が続いてます。男の更年期障害って聞いたことがあるんですけど、これに当てはまるんでしょうか?
 まあ、体調が思わしくなかったので、気分転換にドライブがしたいなって思い立ったので出かけてみた次第です。くしくも、立ち寄った先が弘法大師の生誕の地である讃岐・善通寺。広い境内を歩いたり、本堂・お堂を見て廻ったり、気分転換のきっかけとなるような小物を捜してみたりなんかして、雑念と邪気と心の中のモヤモヤを吹き飛ばそうとしたんですけど、なかなか思ったようにはなりませんでした。

 気晴らし、気分転換、無心・・・、何だっていいんですけど何かヒントありませんかね?
 四国善通寺が弘法大師の誕生の地、昔の記録や民話で語り継がれている湯来の鍋石。どこかに奇縁で繋がっているんでしょうか?不思議さを感じてます。


 長い人生、思い通りにならない時は、風向きが変わるまで、じっとしているのが一番いいんでしょうかね。
 あ~、今無性に”肉食いたーい”衝動に駆られてます。

 今日は「ビキニスタイル発表の日」

 1946年(昭和21年)の今日、デザイナーのルイ・レアールが世界で最初のビキニスタイルの水着を発表した日だそうです。これまで最も小さくて大胆な水着を「アトム(原子)」と呼んでいたので、その頃アメリカが原爆実験を行った”ビキニ環礁”からヒントを得て名付けたそうです。広島県内の海開きが確か今週末に行われるところが多いように聞いています。事前検査した水質もいいようですし、「海辺」=「水着」で眼から元気になれたらいいな~って思ってます。

 
 
 気持ち半分しか篭ってませんけど、今日も一日楽しい一日になることを祈ってます。


 雨が降る日ってゆうつだな
コメント (1)
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