5/9(月) 11℃ 夜
おはようございます。
今朝のお目覚めはいかがですか?GWの遊び疲れじゃありませんか?
私の場合は、とりあえず農作業を終えることができましたし、ドライブもできたし、昨日は神楽競演大会を僅かですけどお手伝いできたし・・・・・・自己満足してます。それから永年の懸案であったお宮を建て替えることが決定したんです。
この岩清水の宮という社なんですけど、江戸時代にはすでに建ってといたことが古書でも紹介されている謂れのあるお宮です。このお社の下の岩から湧き出ているお水が「湯来名水」と言われている訳ですけど、このお宮が老朽化し、雨漏りがする等して数年前から建て替えしようという機運があり、5日の緊急会議で本格的な建て替えをすることに決定したんです。後は、工事原資をいくらまで集められるかですけど・・・・、氏子みんなが結束して取り組むことになりましたので、今年の管絃祭の日が楽しみになってきました。その前に、またまたやるべきこともたくさんあってこちらも大変。
途中経過や結果をテキトー人間の私がご報告させていただきます。お楽しみに。
皆さんにお読みいただいている「湯来の民話」もあと33篇。色々な方から”見てるよ””読んでるよ”なんて言われると悪い気がするはずも無く、これからも書き続けていきますのでよろしくお願いします。今日の民話は「おなみ渕」です。
むかし、砂谷村の大野原というところに、仲の良い夫婦が住んでいました。婿さんは大変な働き者で、気のやさしい人でした。嫁さんはおなみといいました。
婿さんは昼間一生懸命働くので夜はぐっすり眠ってしまいます。婿さんがぐっすり眠ってしまうと、おなみさんはそっと家を抜け出し、山を越えて八幡川の渕へ水浴びに行っていました。
「わたしは、蛇の相を受けているので体が熱くなりどうしようもない」
婿さんには言えず、夜になると黙って渕に通いました。
水の中に入ると、体の熱がとれ、気持ちよくなって渕の中を泳ぎまわっていました。一刻(30分)もすると急いで家に帰り、何事も無かったかのように朝を迎えます。
そんな夜が続いたある夜、婿さんが夜中にふと目を覚ますと嫁のおなみさんがいません。どうしたことかと家の中を捜しましたがいません。それからしばらくすると頭の髪を濡らしたおなみさんが帰って来て、そっと床に入ります。しかし婿さんは何も問わず次の夜を迎えました。
次の夜、婿さんはぐっすり寝たふりをしました。すると、おなみさんはいつものように、そっと寝床を抜け出しました。
婿さんもそっと抜け出し、おなみさんの後をつけました。山を一つ越え、いつもの渕まで来ました。
おなみさんは渕の上の大きな岩の上にぞうりを脱いで水に入りました。するとみるみるうちにおなみさんの体は大蛇に変身し、渕の中を嬉しそうに泳ぎまわります。 じっと見ていた婿さんは、
「おなみは大蛇の相を受けていたのか、わしの嫁さんということで好きな水浴びも自由にできないのだろう。わしの方から解放してやろう」
と、婿さんは岩の上にあったぞうりの鼻緒を切っておきました。
水からあがったおなみさんは岩の上のぞうりを見て
「私はもう帰ることができない」
と言って、その渕に棲みつきました。
その後、人々はその渕を「おなみ渕」と呼ぶようになり、ぞうりを脱いだ岩を「ぞうり岩」と呼ぶようになりました。
この民話に出てくる場所ですけど、思い当たる場所があるんです。ただ、地元の方に確認してみないと確実な情報として提供できませんので、近日中に、地域のお年寄りに確認してみようかと思います。
次回は「赤谷の湧き水」です。お楽しみに。
今日は「 アイスクリームの日 」だそうです。
1869年(明治2年)の今日、横浜の馬車道通りで町田房蔵が「あいすくりん」の名称で日本で初めてアイスクリームを販売したことに因んでいます。日増しに暑くなるとアイスクリームが食べたくなってしまいますし、各地オリジナルのソフトクリームにも目のない私。皆さんのお気に入りのアイスやソフトクリームがありましたら、お教えください。味の情報交換会してみませんか?私、けっこう紫や赤色に目がなくってついつい手が出てしまいます。皆さんのお気に入りもお教えいただけると楽しいかな?
昨日、神楽競演大会でお会いした皆さん、楽しい一時をありがとうございました。おしゃれ工房さんの改築計画もチョッと聞くことができましたし、改装後がこちらも楽しみです。相互連携で”湯来の魅力”を高めたいと思いますのでこのブログが情報交換の場としても機能していくことを期待しています。
では、今週もよろしくお願いします。頑張る