8/10(火)24℃
おはようございます。
今朝も蒸し暑いですね。湿気を多く含んでいるからでしょうか、いつもより肌がべっとりとしているような気がします。
7月15日以来、久しぶりの雨をもたらす雲が上空の空を覆っています。この雨は、台風4号が沖縄付近を北東に上昇中ということで明日には中国地方を通過するみたいです。
今、稲作農家にとっては田んぼの水も出穂期で一番水が必要な時期。小さな谷川は水の量が少なくなってといたり、ひどいところは枯れていたりしているようで、台風と言っても比較的小さいとの事ですから適度な雨を期待しているところです。
とは言え、しないように、心の準備と危険箇所の点検は雨の降らない今の時期から気に留めておきたいところです。
もうすぐお盆ですね。
もう、お墓参りなどの予定は立てられていらっしゃいますか?・・・・・・・バカンスも
我が家の場合は訪問先が多いので、一昨日の日曜日に安芸門徒特有の白い灯篭を持ってお墓参りに出かけてきました。4月5日に突然死んでしまい、知らせを聞いて驚いた時を昨日のことのように思い出してしまいました。また、自宅を訪問した際も、泣きながら仏壇でお経を上げている母親の声が玄関先にもれているのを聞いた時には、親より先に死んでしまうことの「罪」を悟らされてしまいました。
命大切にしましょう。
話し替わって、帰省される方あれば旅行に行かれる方も多いようですね。
「盆」の期間って8月15日前後、この時期が学齢期の子供たちにとっては夏休みに当たり、「家族で田舎へ」といった計画には都合が良いからかもしれません。
現在の盆は13日~16日というのが一般的なようで、会社自体が盆休暇と言うところもあってうらやましく感じるのは私だけでしょうか。寝正月ならぬ、海にでも行って”パー”っと燦燦と照り輝く太陽の下、小麦色の肌にこんがり焼いて・・・・・・・・と言いたい所ですが、紫外線がどうだのシミがどうだの、くらげの大量発生だの、現代の自然環境の悪化に不安を抱くこともしばしば。
健康的に見える『小麦色の肌』と言ってた時代はいつでしたっけ?????
さてチョットまじめに、盆の話しをひとつ。
中国で成立したとされる盂蘭盆経という仏教の経典に書かれた釈迦の弟子の目蓮が地獄に堕ちた母親を救い出すために衆僧に食事を振る舞い、供養したという孝行説話が起源だと言われています。で、この供養した日が7月15日だったことから、この日は先祖の霊を供養する日となったわけです。
九州の長崎などでは、「霊流し」と称して、船にしつらえた灯籠を川や海へ流しこの灯籠と一緒に盆に迎えた先祖の霊を送り出しています。その昔、グレープと言うフォークグループが『精霊流し』と言う歌を歌ってましたがわかる方いらっしゃいますか?(歌が口ずさめる貴方は私と同世代のおじさんおばさんかな?)。
そして、盆踊り。
今はお盆の娯楽行事のようになっている盆踊りもあるようですが、元々は、盆に返ってきた祖先の霊を迎え慰め、そして返すための行事だったようです。”♪踊り踊るなら~♪”なんて本来の盆踊りじゃないんですね。ただ、この歌を聴きながら人々が集い旧知の交流を深めたりできれば、これも先祖供養したことになるのかもしれません。
一説によると「盆」は供物を載せる器の総称としての「盆」とか。諸説あり過ぎて、「お盆」の意義付けは今しばらくできそうにありません。悪しからず。
予断ですが、先日山で遭難した人を救助しようとしてヘリが墜落、その取材をしようとして入山した記者とカメラマンが滑落死。街中に近い山であっても、奥深い山里の山であっても入山前の計画をしっかりと立てていただければこの事故はなかったんじゃないかと思ってます。
この日曜日に、わが町でも入山した男女が山の滝の崖上に出てしまい立ち往生。結局、救助依頼に応えて出動することに。難コースだと言う事でインストラクターがいなければ登ってはいけないと常々私の忠告しているコースなんです。たぶん、救出に出向かわなければ翌日ヘリでの救出劇となったんじゃないでしょうか?レスキュー隊の面々、消防署員各位、同行いただきありがとうございました。さすがに、一人では行く気にならなかったと思ってますが・・・・・。でも、道なき道をこれまでの経験で案内させていただいたんですが、服は真っ黒、木に引っかかって生地はボロボロ、昨日の夕方になって階段を上がる際に筋肉疲労。
計画と事前情報をしっかりつかんで楽しい思い出になるお盆をお過ごしください。
このブログ、お盆中の書き込みができませんので、週明けまでしばしの休暇となります。ご了承ください。
ロッジ浴場入口の暖簾です。温泉でのんびりもいいもんです。御一考を。
では、大過ない台風の通過と、楽しい思い出のお盆明けの情報を期待しています。では、よいお盆をお過ごしください。