憩う、楽しむ 広島・湯来通信 

広島市中心部から1時間。新たな交流・体験エリアである湯来地区の最新情報。天然温泉と豊かな自然が皆様をお待ちしています。

いい天気だ

2010年05月17日 07時18分30秒 | 雑談
5/17(月)10℃


 おはようございます。気持ちのいい朝です。

 湿気がなくて天気が良くて、10℃を超えていると気持ちいいですね。
 日焼けを嫌がるかは別として、目をつむって燦燦と輝く太陽に体を向けてみるとを「生きてる~」ってことを実感できますね。

 昨夜、久しぶりに見たF1モナコレースの余韻が残ってまして、凄いデッドヒート・クラッシュ等々、まだ、気持ちが高揚しています。湯来町出身のレーサー松本君の活躍見たいと思っている次第です。ガンバレ松本く~ん!!



湯来に伝わる民話「葛原の大木」の続き

 そこで葛原の次郎太という勇気のある木こりさんが、「村人のためなら、どんなたたりでも受けよう。」みんなが止めるのも振り切って、斧をかついで登って行きました。次郎太さんは大木の値元をめがけて、「えいさ、えいさ」と斧を打ち込み、せっせと切り続けましたが、大杉はいくらも切れないのに日が暮れてしまいました。
 「こんなことでくじけてたまるか。」
 次郎太さんは、山小屋を作り、そこに泊り込んで毎日切り続けました。何日目か大杉の根元を半分以上切った時です。メリメリと大地も裂けんばかりの音を立てて大杉は倒れました。それはものすごく、次郎太さんの体はみじんに砕けて飛び散りました。
 次郎太さんのお陰で村の作物はよく実るようになり、漁業をする人の妨げもなくなりました。村人たちは大杉のあった所に祠をつくり山仕事をする人の守り神としました。
 大杉が倒れて、木の葉が飛んだところを「木岡(ゆずりは)」いい、木の先だったところを「木末(こずえ)」といい、木の中程だったところを「中伏(なかぶし)」、木の立っていたところを「大杉」といって、今も地名が残っています。
 地図でこのエリアを見ると大木だったことが伺えます。

 次回は「湯の山狐」。お楽しみに。
コメント (1)
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