ヒロシの日記

たくさんの人たちの幸福を願いつつ、常に自然な生き方を望む私の日記です。

昨年自分の畑で収穫したジャガイモを種イモにしてみました

2012-03-24 20:21:53 | ジャガイモ
自分の畑で種を採ることを自家採種と言いますが、ジャガイモの場合は自分の畑で収穫したイモを種イモにすることです。 

今日は昨年初夏に収穫したキタアカリ、シンシア、ベニアカリ(紅あかり)を植え付けました。

こちら関東では、2月から3月にかけて植え付ける種ジャガイモは、殆どが北海道産です。

これは収穫後2月から3月までに経過した日数とその頃の関東の気候が、9月頃収穫となる北海道産のジャガイモの芽が動き出す条件に合っているからです。
それから北海道産のジャガイモは、冷涼な気候で育つため病気が少ないと言われてますので、こちら関東での種イモとしての条件に合っているのです。

確かに後から出て来る写真で見る通り、昨年の初夏に収穫したキタアカリやシンシア、ベニアカリは、芽が出過ぎるくらいに盛大に出ていますし、芽が出過ぎてしまった結果でイモは消耗してシワシワになってしまっています。
レッドムーンに至っては、昨年の夏から芽が出始めて今年に入ってからは、最早新しい芽を出す力さえ残っていない様子です。

ではこのような状態のイモを植えることは、全てにおいて意味が無いことでしょうか? 
今日の植え付けは、自家採種ジャガイモの可能性を確かめるための実験栽培です。

 
種イモの保管は屋外で、遮光ネットを掛けておきました。 

  
シンシアです。芽が大きく出ています。 
 
ベニアカリ(紅あかり)です。 
  
キタアカリです。 
 
レッドムーンです。
昨年の夏ごろから芽が出ていたので、消耗し切っています。 
 
 
種イモとして利用する分を選別しました。 
右側のカゴがシンシアで、左のカゴがベニアカリとキタアカリです。
 
仕分けを終わった状態です。
廃棄するイモをネットに収めました。
取って付きのカゴに入れてあるものは種イモが足りなくなった時のための予備です。 
 
 
廃棄するジャガイモは、芽が出なくなるように水に浸けてしまいますが、腐る前に引き上げてしまう必要があります。 
 
植え付けは、先日借りた新しい畑です。 
 
   
 
昨夜から朝方にかけての雨で、畑はとてもぬかるんでいます。
土そのものの水はけは悪くないのですが、下が岩盤らしく水が通り抜け難いようです。 
 
  
今日の植え付けが終わりました。

以下は今日植え付けた分です。

①種イモ個数(半切りにしたものを1個に含む):90
②種イモ重量:4.5キロ
③植え付け面積:18.9平方メートル(約0.2アール)
④植え付け品種:シンシア、キタアカリ、ベニアカリ(紅あかり)

 
遂に種イモの残りはこれだけになりました。
遂に明日でジャガイモの植え付けの全てが終わります。  
 

 
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