植え付けが済んだインカのめざめで、2月16日までに植え終えたものは殆ど全で葉が地上に出ていますが、 その後の2月24日から2月25日の間に植え付けたものは、まだ葉が出揃っていません。
下の写真では、中央下に見える黒いプラ杭の立っている畝を含めた左側が2月16日までに植えた分で、
その黒いプラ杭の立っている畝を含めない右側が2月24日から25日までに植えた分です。
(自家種の植え付け分は除きます)
遅く植えた方の畝(左から数えて8本目以降)では葉が出ていない箇所が多くあり、植え付けた時期で
明確な違いが出ています。
その葉が出ていない箇所でも、土の盛り上がった箇所の盛り上がった土を除けるとまだ開いていない葉が
見えますので、葉の出るのが遅れただけで、欠株ではないと分かります。
ジャガイモは、霜の影響を受けない限りは早く植えて育てるのが良いとされますが、インカのめざめも同じで
今の時期であれば、植え付けた全てで葉が展開していないと十分な栽培期間とならず、元々少ない収量が
益々少なくなってしまいますので、2月中旬までには芽出しをした種芋の植え付けを終わらせるくらいの
ペースが好ましいと私は考えています。
因みに昨年のインカのめざめの今日と同じ日の状況は下の写真の通りでした。
昨年はポリポットに種芋を伏せ、ビニールトンネルで保温して葉が出てから植え付けましたので、
早くかつ全体的に出揃っていました。
-昨年3月26日のインカのめざめの状況-