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どうやって教えてるの?

2006-09-11 | 読んでみた。finding.
フィンランド国語教科書 小学3年生

経済界

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先日読んだフィンランドメソッドをもう少し詳しく知りたかったので、実際の教科書を読んでみました。
OECDの学習到達速度調査(PISA)が実際どういう内容かわかりませんが、フィンランドが、読解・科学で1位、数学で2位と世界最高レベルであることは間違いないでしょうし、どうして1位になったかにも大いに興味が惹かれます。
この教科書の対象年齢は、9歳から大人までとなっています。
第一部の話し合ってみよう!!から特徴が出ています。
話し合い攻略法が、最初に記載されています。
・はっきりと、だらだらしないで、わかりやすく話そう。
・何を話し合っているのか、忘れないようにしよう。
・相手の意見を大切にしよう。・相手をきちんとみよう。・相手が話している時は、聞くことに集中しよう。
・相手が話している時は、とちゅうでじゃまをしないで、最後まで話をさせてあげよう。
・わからないことがあったら、質問しよう。
これを読んだだけで、これは大人の自己啓発にも使えるし、企業における会議の進め方の参考にもなるなーと感じました。
日本の教育では、なかなかグローバルコミュニケーションは学べません。
フィンランドでは、相手が世界中のどこの誰であろうと、自分のいいたいことを相手に伝えるとこ・相手の言うことを理解する能力を高めることに主眼が置かれている気がします。
特に、なにごとに対しても、「考える力を身に付ける」・ことに最大注力している教科書の内容です。
日本の教育は、知識は豊富になりますが、それを知恵に昇華したり、考えさせることには欠けているかなー???っと感じます。
コメント
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