心が、静まりかえりました。
一瞬、全ての音が聴こえなくなりました。
ポストに届いた、一通のお手紙。
わたしの大切な友だちからの手紙。
しばらく会えずにいた、その友だちは、わたしのことを気遣い、そして、彼女に起きた大きな悲しい試練について、綴ってくれていました。
大きな大きな試練。
とても厳しい試練。
大打撃、とはちがう、じわじわと時間をかけて迫ってくる、本当に辛い試練です。
混乱と悲しみのなか、彼女は、いまの本当の気持ちと、これからどうしていくべきかを、懸命に見つめていました。
ほとんど無意識のような状態で、お返事を書きました。
なにをどうやって書いたのか、
とにかく書いてしまいました。
そして今朝、ポストに投函してきました。
友だちよ、待っててね、
明日には届くから。
わたしに話してくれたこと、
頑張って言葉にしてくれたことへの、
この、想いだけ。