ひまわりに憧れていました。
あんな風にわたしも生きてみたいと。
今も大好きな花です。
でも、他にも好きな花が増えました。
忘れな草
すみれ
小さなささやかな野花、その清らかさや伸びやかさ、どこか気品ある姿にはっとするのです。
そして、小さな野花には、ささやき声があるような気がします。
ため息のような、ささやきのような。
小さくても確かな気配。
そんな風にわたしを魅了する野花に、また出会いました。
白く、小さく、清らかで、可憐な、その花の名前は、雪割草。
あんなに可憐なのに、なんて力強い名前を捧げられた花なんでしょう。
でも、その名の通り、雪を割るように春一番に丘に咲きます。
一枚、写真に撮らせてもらいましたが、ちょっとためらいを感じました。
そして私は思い出しました。
星野道夫さんの言葉を。
正確に覚えていないのですが、
きれいな夕日を見て、その美しさを大切な人に伝えたいと思ったら、どうすればいいか。
それは、その夕日を見た自分を生きることだ。
星野さんはそう言いました。
この雪割草も、見た人の心に宿り、春の名と共にいつまでも咲いていくのでしょう。
わたしも、生きていきましょう。
小さく可憐な花を宿したわたしを。
新しい自分になれたような気持ちで、とても嬉しい気持ちで、わたしは山をおりたのです。
あんな風にわたしも生きてみたいと。
今も大好きな花です。
でも、他にも好きな花が増えました。
忘れな草
すみれ
小さなささやかな野花、その清らかさや伸びやかさ、どこか気品ある姿にはっとするのです。
そして、小さな野花には、ささやき声があるような気がします。
ため息のような、ささやきのような。
小さくても確かな気配。
そんな風にわたしを魅了する野花に、また出会いました。
白く、小さく、清らかで、可憐な、その花の名前は、雪割草。
あんなに可憐なのに、なんて力強い名前を捧げられた花なんでしょう。
でも、その名の通り、雪を割るように春一番に丘に咲きます。
一枚、写真に撮らせてもらいましたが、ちょっとためらいを感じました。
そして私は思い出しました。
星野道夫さんの言葉を。
正確に覚えていないのですが、
きれいな夕日を見て、その美しさを大切な人に伝えたいと思ったら、どうすればいいか。
それは、その夕日を見た自分を生きることだ。
星野さんはそう言いました。
この雪割草も、見た人の心に宿り、春の名と共にいつまでも咲いていくのでしょう。
わたしも、生きていきましょう。
小さく可憐な花を宿したわたしを。
新しい自分になれたような気持ちで、とても嬉しい気持ちで、わたしは山をおりたのです。